Bangia, A Korean Version Of Izakaya Spot.
ロングアイランド・シティに引っ越す前は、6年にわたって第2次世界大戦前に32丁目に建てられたボザール様式を意識したアパートに住んでました。
あれから2年。友人のお誘いで向かった先は・・・まさに11 East 32nd Street!!かつての我が家じゃありませんか!!地下にレストランが誕生していたんですね~。アパートの手前には韓国街、ニューヨーカーがK-Townと呼ぶワンブロックが5thアベニュー越しに存在するだけに、なるほどです。
今回試食会で訪れたお店は「Bangia」。アパートの正面玄関の左側に据えられた入口は小ぢんまりとしていて、小料理屋を連想させる。階段を下りて扉を開くと、目の前には蛍光文字が浮かぶ暗闇にBARが飛び込んできて、その向こうには意外な奥行きと広さを誇るレストランがあなたを待っています。外観からは想像できない韓国風居酒屋は、隠れ家空間です。
アパートの横に佇む入口はちょっと怪しい。中に入ると、半個室もあってなかなかのユッタリ感。
10人近くが食卓を囲み、いざ試食開始!仕事上がりでお腹を空かせ、気分はデュラン・デュランの「ハングリー・ライク・ア・ウルフ」~♪期待通り、フライドチキン、スタンダード+甘辛風の2バージョンから晩餐は始まり、否が応でも期待値が上がります!
9コースは、飛ぶようになくなっていきました。特に人気だった豚肉と糸こんにゃく+野菜の煮込みは、日本の肉じゃがを10倍濃くしたイメージ。全体的にNYの韓国料理なせいか、味はしっかりめが多かった印象です。関東の方には親しみの沸く味ではないかと。
しっかり平らげ、お腹も気持ちも満足~♪
韓国料理としてスタンダードなのかは分かりませんが、最後に登場したラーメン鍋は圧巻でした。塩ラーメン風のスープに入ったラーメンにチェダーチーズがかかっていたんです!これは日本人の私には、目からウロコ。日本でも居酒屋だとカマンベール・チーズ揚げなどチーズを駆使したオリジナル商品が多数あるんで、韓国でも同じように研究しているんだな、と感心した次第でございました。
食事のお供は、定番の韓国焼酎のソジュ。韓国系アメリカ人の方々は、生しぼりレモンを何滴かたらしてから飲むんですね。確かに翌日、お酒はほとんど残らず悪酔いしませんでした。味わい自体ももともとのソジュの甘さを吹き飛ばしてくれるので、辛口好きの私にはちょうど良い。皆さまも飲まれる機会があれば、ぜひお試しあれ~。
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