Which State Curses The Most?
ニューヨークに約9年前に住み始めてから、いかに「Fワード」を頻繁に使うか驚かされたものです。神戸や六本木で耳にする倍じゃきかないくらいですよ。私はさすがに大和撫子たるべく、極力使用を控えてますが・・。
お下品な言葉であると同時に「F%$ing awesome!」などのように強調する形容詞とで使用される場合も多く、ニューヨーカーの口から頻繁に飛び出す罵り言葉(curse words)。携端末広告テクノロジー会社マーチェックス・インスティチュートによると、Fワードなど一連の罵り言葉使用度ナンバー1はNYではありませんでした。
栄えある(?)1位は・・オハイオ州だったんです!オハイオ州以下の順位はこちら。ちなみに持ち家率は2011年、貧困率は2007−11年の数字です。全米平均はというと持ち家率が2011年に68%、貧困率は2012年と比較する年が違いますが15%でした。
1位 オハイオ州(持ち家率:68.7%、貧困率:14.8%)
2位 メリーランド州(持ち家率:68.7%、貧困率:9.0%)
3位 ニュージャージー州(持ち家率:66.6%、貧困率:9.4%)
4位 ルイジアナ州(持ち家率:67.9%、貧困率:18.4%)
5位 イリノイ州(持ち家率:68.7%、貧困率:13.1%)
反対に、もっとも罵り言葉を使わない州は
1位 ワシントン州(持ち家率:64.4%、貧困率:12.5%)
2位 マサチューセッツ州(持ち家率:63.6%、貧困率:10.7%)
3位 アリゾナ州(持ち家率:66.6%、貧困率:16.2%)
4位 テキサス州(持ち家率:64.5%、貧困率:17.0%)
5位 ヴァージニア州(持ち家率:68.4%、貧困率:10.7%)
気になる調査方法はというと、過去12ヵ月間に消費者から企業へかけられた60万件もの電話から罵り言葉を抽出しているんです。企業は自動車ディーラー、ケーブル、シロアリ駆除まで30業種に及びます。
では、「どうぞ」や「ありがとう」など、思いやりワードをもっとも使う州はというと
1位 サウスカロライナ州(持ち家率:69.8%、貧困率:17.0%)
2位 ノースカロライナ州(持ち家率:67.8%、貧困率:16.1%)
3位 メリーランド州(持ち家率:68.7%、貧困率:9.0%)
4位 ルイジアナ州(持ち家率:67.9%、貧困率:18.4%)
5位 ジョージア州(持ち家率:66.8%、貧困率:16.5%)
もっとも使わない州は
1位 ウィスコンシン州(持ち家率:69.1%、貧困率:12.0%)
2位 マサチューセッツ州(持ち家率:63.6%、貧困率:10.7%)
3位 インディアナ州(持ち家率:71.1%、貧困率:14.1%)
4位 テネシー州(持ち家率:69.0%、貧困率:16.9%)
5位 オハイオ州(持ち家率:68.7%、貧困率:14.8%)
オハイオ州は、思いやりの言葉の使用頻度ワースト5にもランクインする不名誉な結果となりました。マーチェックスのシニア・ヴァイス・プレジデントであるジョン・バスビー氏は、「かつてオハイオ州のキャッチフレーズは『The Heart of it All(全米の心臓部)』だった」と振り返りつつ、「罵り言葉にはたくさんの別の意味が含まれており、議論の余地ある」と助け舟を出してましたねぇ。
全体的にみて、海沿いなどの地理的条件や持ち家率と貧困率でみた経済状況などは関連性に乏しかったです。善かれ悪しかれ南部が目立ったのは、まさに「Southern Hospitality(南部の心温まるおもてなし)」のなせる技でしょうか。
(カバー写真 : Bliptv、記事中の写真 : blog.marchex.com)
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