Kitkat Breaks Into Bendgate Scandal, Oh Snap!
アップルの最新スマートフォン「iPhone 6」および「iPhone 6プラス」の発表日は、タークス・カイコス諸島でバケーション中でしたのでフェイスブックやツイッターのみで状況をお伝えしていました。
あの時、こんな問題が世間の注目集めることになろうとは・・エメラルドグリーンの海に降り注いだ雨粒ほどにも思いませんでしたよ。
日本でも大いに話題となっている曲がるiPhone 6、アメリカでは「ベンドゲート(bendgate)」と呼ばれています。ワシントンD.C.の民主党本部に盗聴器を設置した政治スキャンダル「ウォーターゲート事件」に合わせ、アメリカでは重大事件に「〜gate」と名付ける慣行がありますが、その例にならい「bend=曲がる」という言葉を組み合わた造語です。
世界中の注目に合わせ、キットカットがツイッター上でベンドゲートに参戦しました!アドウィークが伝えています。
キットカットなら、45度に曲げれば折れて美味しくいただるというわけです。お馴染みのキャッチコピー「have a break, have a kitkat」に掛け、構図もニンマリ風なのがお分かりいただけますでしょうか。もちろん、アンドロイドのOS最新コードネームが「キットカット」ですから、米国の販売元ハーシーズと提携するグーグルへの後方支援であるのは言うまでもありません。おかげでベンドゲートをブレーク(一服)させるどころか、一段とブレークさせてしまいました。
追記:ライバルのサムスンも相手の敵失に乗じて、広告戦略に打って出ています。
「Bend to those who are worthy」、つまり「お偉方に屈服する」ですよ。そう、曲がったiPhoneが “製品価値の高い” ギャラクシーに土下座しているというワケ。同じアジア人としてシャレも品もない広告に、嫌悪感すら禁じ得ませんわ・・。
(文中写真:Adweek、カバー写真 : The socialmedia incubator)
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