Enjoy Fresh And Delish Seafood In The Caribbean Paradise.
タークス・カイコス諸島、カリブ海の宝石といっても過言ではないこの島で舌鼓も存分に打ってきました。
まずは、ガンズブールのレストラン「ステリ（Stelle）」8.7／10
ここで食したフエダイ（snapper）は、どこより美味で料理好きの家人が無言で味わうほど。Pan Seared＝フライパンで焼くシンプルな調理法なので皮はカリッと仕上げつつ、白身そのものは噛むとうま味と甘みがジュワ〜ッとしみ込んできます。写真でみるとポーションは小さめですが、これはアペタイザー好きの私がメインをオーダーしなかったことにウェイターさんが気を利かせ半分に分けてくれたから。私が選んだロブスターのパスタも、まろやかな食感と松の味の共演にキリッと冷えたピニョ・グリージオが加わって・・・幸福感に満たされました〜。
ミスター・グルーパーズ（Mr. Grouper’s）7.2／10
Grouper、つまり「ハタ」の名前を冠するだけにシーフードメインのこちら。地元民から観光客まで絶大な人気を誇り、タークス・カイコス諸島でここに来店しないのはモグリとも言えます。ここでは、カルチャー・ショックを受けてしまいました。揚げ物が嫌いな家人がオーダーしたのは、やっぱりフライパンでカリッと焼き上げたフエダイ。ところが、こちらではしっかり衣がついてきkたんですよね。私はロブスター・テールをチョイス。溶かしたバターと頂きます。ロブスターの厚い肉に黄金色に輝くバターをたっぷり浸して頬張る悦楽、NYでは堪能できません。
サムウェアー・・カフェ・アンド・ラウンジ（Somewhere..Cafe & Lounge）8.7／10
ガンズブールから徒歩で10分と便利な立地にあるこちらは、メキシカン料理のお店。南の島らしいビーチハウスのような外観で、解放感に満ちています。目の前には夜のビーチが広がり、カジュアルなムードながらリゾートらしいロマンも忘れない。しかも、プリプリの白身魚にマンゴ、サランチョ（コリアンダー／パクチー）、フレッシュトマトをまぶして頂くタコス（写真）は絶品！マルガリータのバランスも満点で、星空とともに酔いしれることができます。
マンゴ・リーフ（Mango Reef）6.8／10
ザ・アレクサンダー・リゾート内にある、トロピカル料理を提供するレストラン。もちろん、タークス・カイコス諸島の特産品であるconch＝ホラ貝を駆使した品々がこれでもかとメニューに並んでます。私はここでは、コンチ・フリッターに挑戦しました！シコシコとした歯ごたえで、癖になる方もいらっしゃるのではないかと。家人がオーダーしたホタテと海老のオープン仕立てラビオリ（写真）は、まるで天女の忘れ物かと見まごうほどの繊細さと淡麗さに完敗。ただし、シーフード・パスタを選ばないように。大雑把でパスタもベチャベチャだったのでガッカリですよ。お店自体は家族連れが多く、賑やかな雰囲気に包まれておりお子さんと来るならちょうどいいでしょう。
バーガル—（Bugaloo’s）8.8／10
ホテルからタクシーで25分、空港を超え人里離れた場所に降り立つと、か細い身体にしなやかな筋肉を走らせた男性が野生の蛇を生け捕りにしようと格闘中だった。自然の宝庫に忽然と佇むこの小屋こそ、地元民から絶大な寵愛を受けるレストラン。ホテルのドアマンが熱心に勧めるだけあって、目の前に飛び込んでくるビーチ、さざ波のBGM、幻惑されそうな夜空にノックアウト間違いナシです。ここで食したビーンズライスとレッドスナッパーは、見た目はイマイチでも文句なしにナンバーワンでした。
セブン（Seven）7.3／10
セブン・スターズ・リゾーツにあるコロニアル風高級レストラン。扉を開くと、古き佳き時代よろしく執事風の白人男性が恭しくお迎えしてくれます。お値段もサービスも、NYの星付きレストランのごとし。プレゼンテーションから創造性を駆使し、芸術性が高い点もまるでNYに帰ってきたかのような錯覚を覚えます。そのせいか、偏差値は高いものの今ひとつ印象が薄い・・。ステーキを注文すると目の前で塊をスライスしてくれるので、リッチな気分を満喫したい方はお忘れなく。
最後に注意点をひとつ。野外あるいは吹き抜け式での南国ディナーで気をつけたいのは、蚊の存在です。私はどうも好かれる体質だったもので、全く防御していない状態では7、8回も噛まれてしまいました。カリブ海に浮かぶ地球の楽園で蚊の攻撃を気にせず食事を楽しみたいあなたは、ぜひ現地で虫除けスプレー、虫除けブレスレット、かゆみ止めを調達なさって下さいね。
（カバー写真、文中写真すべて：My Big Apple NY）
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