ニューヨークと言えば、セレブがプライベートで羽目を外して夜遊びするかたわら、映画プレミアなど公式の場でも姿を現す機会が多い場所です。しかし、私はと言えば残念ながらNY生活5年間で未だレッドカーペットの経験なし。トホホ・・・。女性として生まれたからには、あのレッドカーペットを踏みしめ、カメラのフラッシュを浴びてみたいと、夢をみておりますよ。はい、確かに30過ぎてますけどね・・・ココロはまだまだミーハーです(汗)。
↓フラッシュは浴びれないとしても、雰囲気を一度体験したいのですぅ~。
しかし!!!ラブストーリーは突然に、ならぬシンデレラ・ストーリーはある朝突然にやってきたんです!!
2日の朝、愛しのブラックベリーちゃんのアラームで目を覚ました後、電源を切っていた夜中に受信したメール、テキスト(日本でいうSMS)、Facebookが怒涛のように届けられます。それぞれの着信音を確認しながら、まずFacebookをチェック。すると、それはかつてお話した映画「Brooklyn’s Finest」の脚本家の奥様からだったのです。内容はと言うと・・・2日の夕方に開始する映画のプレミアのご招待だったのです!!
↓生リチャード・ギアかと思うと、お目々がパッチリ開いちゃいました。
おかげで寝ぼけていた頭は、霧が一気に晴れたかのようにクリアになり、早速シャワーを浴びます。頭や身体を洗っている最中にコーディネートをシミュレーションしつつ、バスルームを出た後は速攻でクローゼットを開けました。午後6時に彼女達が滞在するミッドタウンのホテルに到着するには、私、ウォールストリートを午後5時半には会社を出なければならず。というわけで、いったん帰宅してお着替えなんて、夢のまた夢だったのですよ・・・。
黒、紫、ピンクのミニドレスを試着した後、オフィスでの通常勤務を踏まえて黒をチョイス。会社であまり浮かないようにカーディガンを羽織り、家を出ます。ドレスに合わせたヒールにはガラス細工が施されていて、思わずウットリ眺めつつ、エレベーターが到着するのを待っている間・・・ふと我に返ったのですね。
↓マノロとはいかなくても、自分としてはイッパシのヒールを履いていたのですよ。
概況関係のお仕事は、ご存知の通り午後5時には終えられるとはいえ、その他のマーケット・ニュース配信以外のお仕事が待ってますからね・・・。涙を呑んで自分の部屋へ踵を返し、ヒールを脱いで通常の出勤服に着替えたわけです。嗚呼近くて遠い、レッドカーペット、よよよ(涙)・・・。
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