アメリカ人のお友達から、Stanton Social でディナーでも、と誘われノコノコ出かけちゃいました。セレブが集まるオサレ・スポットとしてゴシップ誌をにぎわせた店だったんで、気になってたんです。お店があるロウアー・イーストサイドは基本的に、ワイルドかつアーティスティックなアウトローが集うエリア。もしくはお金のない学生やパンクあるいはファンクな人々が集うせいか、料金設定はお手ごろでカクテル1杯が7ドル程度とリーズナブルなんですよね~。ちなみに、かのレディ・ガガもロングアイランドの高級住宅地から家出した後、この辺りにあったストリップ小屋で、芸を極めたそうな。
半面、ミレニアム版ムーラン・ルージュな一夜のファンタジーを堪能させてくれるThe Box があったり。そうそう、スーザン・サランドンが訪れて、こんな目に遭っちゃった あの店ですな。スーザンの事件はともかく、そんな場所に構えるレストランですから、何かがあるに違いない!!と期待に胸をはずませておりました。
↓約30歳年下のダーリンがいるスーザンなだけに、遊び場所もやんちゃです。
しかし、私の期待は膨らんだ風船から空気を抜かれたように、シュルシュルしぼんでいまいましたよ。まずは扉。分かりづらいのですよ。いちいち開け方を予習しとかなきゃいけないなんて、西麻布のMUSEじゃないんですから。初デートだったら、まごつく姿に気まずいこと必至ですよ・・・。ま、探す間にジョークで間をもたせられれば、逆に相手からポイントを稼げますけどね。
↓インテリアも、方向性がつかみづらいように見えるから不思議。
店内に足を踏み入れ、混み合う人々をみとめた瞬間、思わず顔をしかめてしまいました。なぜかというと、匂い!!たまたまなのか、なぜなのか、チャイナタウンの小龍包の汁のような、ちょっとすえた匂いが漂っていたのです。徐々に慣れるとはいえ、食欲を失っちゃいます・・。
壁際のテーブルに通されたものの、隣との間隔が狭いのもいただけません。お隣の会話が気になっちゃいますし、席を立つ場合に迷惑かけちゃいますもの・・・。何だか予想外で、私帰りたくなっちゃいました。食事自体は、コンテンポラリー・アメリカンかつアジア風味なアペタイザーから、生牡蠣、ミニハンバーガーなどいろいろ。選択肢が多いのはよいことなんでしょうが・・・。器用貧乏と同じで、どの品々も特徴なく、味気なかったです。店のサービスが悪くなかった点は救われてますが、こちらでのお食事は、オススメいたしません・・・。
↓神戸牛ミニバーガー。絶対神戸牛じゃないと思うんですけど。
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エスプレッソBARで、小粋に一杯