ベラルーシ人とアルゼンチン人の親友と、我が家でガールズ・トークに花を咲かせておりました週末の夜、ベラルーシ人の携帯が鳴ったのです。パッと明るくなった表情をみて、さきほどまで話題に上がっていた男性からと判断。予想どおり電話を切った後、ベラルーシ人にたずねると最近出会ったばかりの噂の彼からだったんですね。しかも彼からのお誘いで、私とアルゼンチン人も含めて飲みに行くことに。行き先は、エキゾチックかつコロニアルなラウンジPegu です。
↓この店、私は撮影で使ったモデルの友人から紹介してもらいました。
タクシーから降り立った後、私しか場所を知らないこともあって、さも困ったかのように「Wait, I’ve forgot where it is」と立ち止まると、ベラルーシ人はターコイズブルーの目を丸くしながら愕然とした顔で私の顔を見つめるではありませんか。恋する女性はいくつになってもカワイイなぁと思いながら、ジョークだとなだめると、彼女、安堵の息をもらしてましたよ。
しかし店内に入っても、彼らしき姿は見かけられず。ひとまずベラルーシ人の号令のもとに、バスルームで化粧直し大会です。といってもベラルーシ人が鏡とにらめっこしているだけでしたが・・・。改めてバスルームを出たところで、ベラルーシ人の彼女と噂の男性を引き合わせたアメリカ人が姿を現し、いざ話題の彼とご対面です!!
ベラルーシ人はちなみに、身長が180cm近いんですよ。だから自分でも「I feel like a giraffe with my heels on」と嘆くように、見上げてしまうほどなんです。またグラマーな上に細かなカーリーヘアーが肩を覆っていますから、その存在感ったら・・・。そんな彼女なだけに、選ぶ相手は大抵190cm近くて、質実剛健なアフロ系or白人タイプばっかりだったんです。
しかし・・・。
目の前に現れた男性は、Shaft風にカンゴール帽をかぶった中国人男性だったのですよ。しかも身長が170cmくらいと小柄で。普段彼女が選ぶタイプと180度以上も違っていて、唖然としてしまいました。身長や人種が問題というわけでは、もちろんありません。彼女がアジア人に関心をもったことなんて皆無だったので・・・。ホント、アフロ系キャリアウーマンが白人男性と思いがけず恋に落ちる、映画Something new を地で行く展開です。
↓Something newでは、ドラマThe Mentalist で活躍するSimon Baker(左)が登場。
さらに驚くべきことに、この男性、その世界では超有名人だったんです・・・何と、少林寺拳法の師範だったんですね~。アメリカ人いわくケーブルTV局ディスカバリー・チャンネルでは、彼の真実の姿に迫るドキュメンタリー番組まで放送されたとか。いやー、マンハッタンにはありとあらゆる人々が生活してますけど、まさか少林寺拳法の師範にめぐり合えるとは予想しませんでした。しかもベラルーシ人の恋人候補として。師範の彼と話した後で私に向き直ったベラルーシ人、「I have a butterfly in my stomach situation」なんてノロけてましたし、いやはや恋のケミストリーにかかると、国境も文化も既成概念も何もかも超えるのだなぁ、とつくづく実感しちゃいました。
↓そういえば映画「少林寺」で頭角を現したJet Liも、168cmですよね。
Comments
エスプレッソBARで、小粋に一杯 Next Post:
ウォールストリートの隠れ家パブを大公開☆