午後8時過ぎにVia Dei Mille のドアガール、ローレンと別れて目指すはトライベッカ.。タクシーで行こうと提案するも、周辺に住んでいたことがあるというお友達に却下され、ソーホーから歩いて行くことになりました。そんな遠くはないし、気温も25度を下回る涼しさでしたから、いいんですけどね・・。
到着した建物は、NY流に言うとクールモダン、身も蓋もない表現を使うと近未来型バラックのような、かなり殺風景。ホントにここかな、といぶかしんでいる間に、ミスター・スポックをドイツ人風ブロンドに仕立て上げたような男性がどこともなく登場し、「Are you guys also heading for the party?」と尋ねてきたので、確信してエレベーターに乗り込みました。
エレベーターを降りると・・・。そこはペントハウスの言葉にふさわしく、直接お部屋にリンクされておりました。高い天井、左側につらなるらせん階段は、余分なものを一切排除し粋を極めております。コンクリート・ジャングルに、忽然と現れたエッジィなオアシスのようでした。
↓画像ではお伝えできないのが残念!!
フルートグラスに琥珀のシャンパンを注がれて、いざ探検を開始。悠然と広がるリビングを通り抜けると、そこには湯気が立ち込めていました・・・。マリンブルーの水面からとどまることなく泡が立ちのぼり、私を誘惑します。洋服をを脱ぎ捨て、途切れることなく吹き上がるバブルにゆだねたい誘惑に打ち勝つのは、大変でしたよ・・・。
↓下から見ると小さく見えますね。マンハッタンで初めて見たマイ・ジャクジーです。
2階はもうひとつのリヴィングルームに、エンパイア・ステートビルを真正面に見据えるベッドルームが待ち構えておりました。もちろん、ここにゆったりバルコニーが存在します。アップタウン方面を一望できる贅沢な空間で、私はようやく腰を落ち着けました。
しばらくするとリヴィングの向こう側から、スクラッチが聞こえてきました。DJのご登場です。激し過ぎないエレクトロニカがほどよく身体にまわったアルコールと化学反応するのが心地いい。リズムと戯れながら階段を降り、知った顔を見つけたら再会を祝し乾杯。初めて出かけたパーティーでしたが、どうしても知った顔に遭遇しますよね~。
↓DJがスピンしてくれて、プライベート・パーティーとしては上々。
Comments
Via Dei Milleで、ポップ・アート風ブランチ・パーティー Next Post:
備忘録:リンゴのたね