2010年(2009年6月-2010年5月)に米国で発行された雑誌のカバーベスト12が選ばれ、先日主催者である米国雑誌編集者協会 がグランプリを発表しました。
米国ではTrue Blood やThe Vampire Diary などなど、バンパイア旋風が巻き起こった年にあたったため、今年のトップはハーパーズ・バザー12月号のこのカバー。そうです。言わずと知れたTwilightシリーズの話題のカップル、クリスティン・スチュワートとロバート・パティンソンの「バンパイア部門」の表紙ですね。
↓映画そのままに幻想的なカバーと言えそうですが、個人的にはリタッチとフォトショップ効果満載に見えるんですよねー。
実生活でも恋人同士ながら、パブリックな場で2人で姿を現さないことから、貴重なショットとして話題を集めたそうです。
私の感想を申し上げると、ガッカリこの上ないですね。例えば「Most Controversial部門のこのカバー、オバマ米大統領への失望を巧みに表現していて、秀逸と思いましたもの。
↓白黒で描いた無表情なオバマさんの顔に、噴出する怒りを表すHATEの赤が映えます!!
News & business部門でのこれも、米国の今を象徴していて脳に刻み付けられます。米国で肥満が問題視されているだけに、人々の心理に訴えかける作品です。
↓一度みたら、忘れられない・・・。
私が一番大好きなカバーは、なんといってもこれ!その名の通りFunniest部門では、ぶっちぎりで1位でしょう!ザ・シンプソンズのママ、マージのセクシーショットは、ナンとも貴重な一枚ですな。
↓意外に脚線美?をお持ちのマージ・ママ。
ちなみに2009年のトップカバーは、こちら 。↓
時代の寵児だった、オバマさんです。この笑顔が、全米を魅了したのは言うまでもありません。うつむきながらも白い歯をみせるこの顔に、リーダーの謙虚さに見え隠れする自信をみたことでしょう。まさか、この1年後に「HATE」の文字で支持率低下をあからさまに指摘されるとは、思ってもいませんでしたね。
ちなみに過去のベスト40カバーはこちら 。いずれも当時の米国の世情を存分に映し出していて、見ごたえ十分ですよ!!!
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