行って参りました、NYハロウィーン・パレード 。この時期全米で最も熱いパレード、実はワタクシ今年初めて参戦です。原稿のため主催者NYハロウィーン・パレードに取材していたため、満を辞して見物詣でを決行しました。NYに引っ越してきたばかりの弁護士のお友達が、行きたそうだったからという理由もありましたが・・。
NYのハロウィーン・パレードは毎年1000万人もの人が集い、9000万ドルものキャッシュがNY市にもたらされるというパレードですが、、リーマン・ショックが襲った2年後、ハロウィーンの本来とは違った意味で恐怖の事態が見舞われ今年は様相を異にしていたのですよ。ニューヨーク・パレードのwebサイトには、トップページに募金活動の呼びかけが書き込まれてたんですね。
同団体のジーン・フレミング代表に電話インタビューを行ったところ、今年のパレードの資金不足ぶりは目を覆うばかりで、同氏は「これまでに最悪」と現状を説明してくれました。90億ドルもの財政赤字を抱えるニューヨーク市は警備への人件費削減を理由に、通常はスプリング・ストリートから始まるパレードは22丁目まで続くものの、今回は16丁目までに短縮されたそうです。
↓NYパレード、世界で一番この世からかけ離れた世界かも?
それでも、会場にほど近いユニオン・スクエアから人、人、人で埋め尽くされてお祭り気分が蔓延しておりました。6アベニューに向かって14丁目を歩きますと、連れと手をつないでないとはぐれんばかりのひといきれ!!!押し合いへしあい、もう大変でしたよ。あまりの人込みで、パレードが始まってから参戦した私たちは、何度かトライした後、結局パレードをひと目もみることなく、次の目的地へ足を向けることとなりました・・・。とはいえ、アイアン・マン、12月公開の映画Tronのキャラクター、女子高生からセクシー警官などなど、数々の趣向を凝らしたコスチュームを数々目撃することができたので、文句なしです!
↓これだけの人ですから・・・。とてもじゃないですけど踏み込めない!
次に目指すは、Hudson Hotel 。ここにあるLibraryと呼ばれるBARでのプライベート・パーティーへ出席してきました。普段はその名にふさわしくシックでクラシックで荘重な雰囲気に包まれる空間ですが、今回はさすがにハロウィーンとあって、コスプレ大会が炸裂!!集う人々とのムードのギャップが、たまりませんでしたね。
ちなみに私はダンテの「神曲」に登場する地獄の門番をイメージしたコスチューム。全身真っ赤でキメてました。あとで合流したお友達はナースだったり、映画の殺人キラー(ホラー映画に詳しくないので分かりません)だったり、他の方々に負けない変身っぷりでしたよ。そして、もう一人のアメリカ人はというと、セミセミロングの白髪に黒いスーツ+「CONFIDENTIAL」と書いた紙を差し込んだクリアケースといういでたち。分かりますか?そうそう、WikiLeaksで一躍ときの人となった、Julian Assangeです。
↓Library。前に来たときはモロッコの王子の宴に招かれたときでしたねぇ。
私が「絶対わかってもらえない!」と忠告したにも関わらず、押し切って選んだコスチューム。まーカツラさえ買えばあとはスーツなんで楽だったんでしょうけど・・。私の提案で賭けをしたところ、Julianと見破った方はたった一人しかみつからず。勝利の美酒としてショットをごちそうしてもらったことは、いうまでもありません。
↓Julian、これを分かる人はそうそういらっしゃいませんでした・・。
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Why did I get married too?見ごたえアリも最後に肩すかし・・