NYC Embraces ‘ Wild Things ‘ That Sing.
ニューヨーカーは、ある生物をを観賞するためマサチューセッツ州やらメイン州など北部大西洋側の都市へ出掛けけることが常でした。でも、もうその必要はありません。
ここ5年間にわたりNY市の指導の下、イースト・リバーやハドソン・リバーを浄化する努力が実を結び・・・クジラが戻ってきているのです!
野生動物保護団体ゴッサム・ホエールによると、今年は7月24日までに29頭のザトウクジラを観測しました。2011年ではわずか5頭だったところ、2012年には25頭、2013年には43頭に増えてきたといいます。これまでマンハッタンを挟む2つの川は廃棄物・汚染水を垂れ流してきました。しかし水質改善によって徐々に小魚が川に舞い戻り、クジラも餌に従って移動してきたというわけです。
コンリート・ジャングルでは、疲れた身体を行きつけのジャズ・バーまで引きずり、ストレスをアルコールで洗い流すしかなかった。今はフラッとフェリーに乗りさえすれば、世界一巨大なほ乳類であるクジラの「歌声」で癒されます。自然とふれ合う都会生活、悪くないですよね。
気になる問題点は観光フェリーとの接触のほか、米政府が承認した石油探索向け音波計測機器への影響です。また避暑地ロングアイランドでビーチに行かれる方々は、クジラだけでなくサメの出現にも注意する必要があります。動物と共存するには、人間も
臨機応変に対応していかねならないということでしょう。
(写真すべて : Artie Raslich/Gotham Whale)
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