東日本大震災のストレスに直面しながら、東京の皆様をはじめ勤務を続けていらっしゃるかと存じます。皆様の勤勉な姿勢と通常の生活を続けようとする強靭な意思に、深く敬意を表します。
本日は、東京の株式市場関係者の方からいただいた写真のお話です。大震災の直撃を受けた後も、毎日何十件もの市場関係の情報を中心にメールで提供して下さっております。彼から配信されたメールを一通りチェックして、驚愕しました。映像を見れば、説明はいらないでしょう。
↓「日本の土建業の本気を見た・・・。」
沸き上がる何かを感じませんか?
早速Facebookにこの写真を掲載したところ、日本でも商品をおろした展開した経験をもつデザイナーのStacey Angela Williams氏から「I believe Japan will be more amazing than before」というコメントを頂戴しました。私も阪神大震災から立ち直った神戸に育った人間として、彼女の言葉と日本人を信じています。
余震が襲う東京にてオフィスで一人ぼっち、夜勤に励む悪環境もあって、友人からはこんな声が聞こえてきました。
「日本人はやや疲労困憊。繰り返される凄惨な映像にもようやくなれて、やや、アキがきて、少しうんざり感も出始めた。これからのほうがもっと厳しいのに。恐らく、大丈夫っているっていひとほど、このあとの、落胆は非常にこたえるでしょうね」
毎朝、明るいニュースを期待して目を覚ましても、垂れ込めた暗雲から一筋の光も見えず、気分は落ち込むばかりでしょう。NYタイムズ紙が批判をぶつけてくるような政府、そして放射能漏れを制御しきれなかった東京電力への怒りも込み上げてくるでしょう。しかし下を向いていては、「病は気から」と言うように、それこそ体力まで無駄に消耗してしまいます。
海外からこんなことを申し上げるのは非常に無責任かもしれませんが、失言が出てくる政府関係者も、事故処理に励む東電の職員も、きっと彼らなりに今は事態打開に向け尽力しているはずです。どうか、過度な悲観へ落ち込んで、視界を曇らせないで下さい。
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