NYのグランド・ハイアットといえば、NYのど真ん中にあるグランド・セントラル真横の誰もが知る高級ホテルでございます。そこへ、証券市場関係者の方々とランチへ出掛けて参りました。
42丁目沿いに2階から張り出すグラスハウスのごときレストラン「ニューヨーク・セントラル」は、白と幾何学的な照明が印象的なレストラン。階段を上がって右側には、バーカウンターもあって、待ち合わせやワン・フォー・ザ・ロードには、さぞかし便利でしょう。私も個人的に、なぜここに来るのがはじめてなのかが理解できません。
↓降り注ぐ太陽光は、白いパネルで妨げられ目に優しいのです。
42丁目のストリートを行きかう車や人々を見下ろす席に陣取りつつ、20度を超える陽気とあって冷たいドリンクをオーダー。まもなく運ばれたアイスティーにはストローが刺さっていたものの、オレンジジュースはなぜかそのままで、おかしいなと思ったんです。別のウェイターさんにお願いしたところ、オレンジジュースをお持ちした店員さんいわく「これはフレッシュ・ジュースで果肉があるから、あえてストローをご用意しなかったのです」と説明されてしまいました。さすがホテルですね、配慮が行き届いてます。店員さん、ごめんなさい・・・。
食事をオーダーして、待つことしばし。20分くらいは待ったでしょうか。連れて下さった恩師も「ここは食事をサーブするのが遅いんだよね。きっと今頃肴でも釣ってるんだろう」と茶化すほど。しかし「待つ甲斐あって、おいしいよ」という宣言通り、テーブルに出された品は、見た目もふくよか、味も濃厚なしっかりヨーロピアンな味付けでございました。
↓本日のおススメのお魚、サイズもエレガントでしょ?
それもそのはず。クィーンズ出身の里帰りシェフは、シカゴにあるハイアットの栄誉あるレストランNoMiで鍛え上げたChristian Ragano氏。イタリアンやフレンチなど西欧の味を織り交ぜて創作するウェスタン・ヨーロピアン・フュージョンが得意なだけに、風情のある料理を楽しませてくれます。
私がチョイスした品「Spring Pea Risotto Mint, Pork Belly, Tendrils」も、そら豆が散らされたリゾットかと思いきや、そら豆の粒はもちろん豆自体をペースト状に練り上げ、かつクリームを混ぜて作られた逸品。しかも豚肉のわき腹肉も脂がこってり残っていて、ちょっとした角煮状態。口にとろけるお肉とソースに、お米の粒粒が絶妙のバランスを奏でます!味がしっかりしているだけに、食べ応えと胃袋への重量感も抜群でした~。
↓カメラがブラックベリーでなければ、色艶もご堪能いただけたのに・・残念。
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東日本大震災があっても、ニューヨーカーは日本食が大好き☆