先日は、元同僚のユダヤ系男性が飼っていたニシキヘビ失踪事件をお届けしました。彼はフロリダ州で蛇を飼っていたんですけど・・・彼いわくフロリダ州は1980年代当時、野生動物をペットとして飼育することが合法だったそうな。さすが常夏のバケーション地域、自然と土地が豊富なので、寛容だったんですねぇ~。
と、感心した刹那にふと疑問が浮かびました。ニューヨークでは、野生動物って飼えるの??
ユダヤ系の元同僚いわく「ニューヨーク市ではヘビを飼えないんだけど、確かロングアイランドとかニューヨーク市をまたいでニューヨーク州になればOKなはずだよ」ですって。そのときは、はいそうですかと納得したものの後で調査してみると・・・NY州も禁止してるではありませんか!!!
↓たまーにNYでも、セントラル・パークやストリート・フェアでヘビは見かけます。
NYを含む全米50州でペットとして飼える野生動物の規制については、こちらをどうぞ。フロリダ州を含め、アリゾナ州、インディアナ州、メイン州などなど、探せば法的書類の提出さえ消化すればペットとして飼うことが可能だったりするんですよ。自然公園があったり、農場の多い地域であったり、いずれ劣らぬ自然の宝庫ですな。
ニューヨーク市に翻ってみると、狼や狐にはじまりライオンやワニなどの猛獣類から、ニワトリや一部の蜂を含む昆虫まで禁止されています。特に東京のごとく狭いマンハッタンでこんな野生動物を飼われた日には、近所迷惑もはなはだしいことになるでしょう。また洗濯機が備えられない物件やエレベーター設備のないアパートが優勢であることから、環境面でも野生動物を飼うことは憚られます。
しかし。
2009年にまさか、まさかの事件が発生したのです・・・。
マイナス20度近くも気温が急低下する2月のある日、腕と足に重傷を負った31歳の男性が救急電話をかけたのです。最初は負傷した男性、「犬に噛まれた」と説明していたのですが、その裂傷の激しさから警察官を交えて聞き込み調査を行ったところ・・・虎の牙と爪によって発生した負傷と判明しました。
男性が住むハーレムに警察官が向かったところ・・・何と!!!425ポンド=193kgにも及ぶ体重の虎が発見されただけでなく、1.5メートルにも及ぶヘビまで見つかりました。
↓ベイビータイガーは確かにラブリー☆抱きしめたくなりますねぇ~。
虎とヘビを飼っていた男性いわく、虎は生後6週間から手元に置いて、大事(?)に育てていたようです。現体重の425ポンドになるまで、わずか20ヵ月しか要さなかったとか。虎ってそんなに成長早いんですね・・。男性に負傷させた虎、生後まだ20ヵ月なら、じゃれるつもりで男性に向かっていったもかもしれません。あ、もちろんハーレムで見つかった虎とヘビは、安全な場所で保護されることになりましたので、悪しからず。
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