プライベート・エクィティに勤めるアメリカ人のお誘いで、ブルックリンで開催されたBBQパーティーへお出かけです。タウンハウス1棟そのものと、裏庭をぜ~んぶ最大限に利用するだけに、出席者はゆうに100人を超えるのですよ!!!
午後6時半過ぎに到着して、早速ポテトサラダ、切りたてのフレッシュ野菜、ハンバーガーやホットドッグ、そして極め付けにはTボーンステーキまで、相変わらず豪勢です!!!大量に用意されたチキンやビーフの傍らには、BBQグリル御用達のシェフまで控えております。さすが30代前半とはいえ、リーマン・ショックをくぐり抜けてウォールストリートで生き残ってきた金融マンが主催するBBQだと、感心したものです。
↓巨大Tボーンステーキなら、かぶりつくのがBK流。
でも、やっぱりBBQパーティーに、景気鈍化の影が見え隠れしていたんです。
今回のパーティーでは、アメリカのハウスパーティーでよくあるように、ドリンクを持参下さいというメッセージがあったんですよ。私は赤ワインを調達して持って行ったところ、主催者の冷蔵庫にはコロナとハイネケンが並ぶのみ。主催者の一人にワインを渡したときにも、「That is so nice of you, you’re definitely one of the few」と感謝されてしまうほど。食事をご馳走になるので、当然のマナーかと思いきや・・オドロキです。
特設バーカウンターには、バーテンダーさんが列をなして待つ人々のためひたすら手を動かしていたんですね。実はドリンク、ここでは無料。払うのはバーテンさんへのチップのみという、いたれり尽くせりの状態だったのです。それでも、バーカウンターでチップを払う人々は、ほんのわずか。私の友人でリアリティーショーに出演するソーシャライトか、日本人くらいです・・・ありえない!!!
↓たくさんの人々が押し寄せるバーカウンターで、わずかなチップで働くなんて・・。
チップを受け取りながら、バーテンさんは苦笑しながら「My pay depends on all you tips」なんてつぶやいてましたっけ。パーティーが始まってから3時間で、チップ用の紙コップにはまだまだ隙間が空いてました。なんだか、酔いが醒めちゃいましたよ・・・。しかもパーティーの出席者の9割以上が黒人で、シェフやバーテンさんが白人だったのも、何だか不思議でした。こんなことに気がつくのも、アメリカにいるからでしょうか。
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