土曜日に、ブルックリンに出掛けたものの、地下鉄の4、5番線がブルックリン・ブリッジ駅までだったので、あえなくフルトン駅から歩いてブルックリン・ブリッジ駅まで歩くことにしたんです。
駅から地上に上がってブルックリン・ブリッジ駅に近づくにつれ、異様に警官が目立つな、と思ったら・・・ウォールストリートに対する抗議デモ「ウォールストリートを占拠せよ」が3週目に拡大し、ブルックリン・ブリッジまで閉鎖したんですね。まさか、ブルックリンの市民の大動脈まで叩き切るとは・・・逮捕者は700人を超えたといいます。
↓警察がぐるりと囲んで、参加者をじっと見つめてます。
↓No bulls, no bears, only pigs・・。豚が何より、おいしいのに。
今となっては「ウォールストリートを閉鎖せよ」、ピッツバーグやシカゴ、はてにはロサンジェルスまで飛び火してるんだとか。開始した当時は、参加人数が大して多くなかったと聞いていたんですが、「レボリューション」を求める輪は確実に、広がってるんですね。私は過小評価していましたが、失業率が9,1%、10代の失業率が25.4%と若い世代が特に憂き目に遭うなかで、ソーシャルネットワークの波に乗ってとどまることをしらないかのようです。
しかし、封鎖している彼らに、ぜひ再考していただきたいのが、抗議活動のコスト。NY地元フリーペーパー紙によると、週末の残業費としてNY市が警察官に支払う金額は、5万ドル。これまで3週間におよび、さらにはブルックリン・ブリッジまで閉鎖する事態に陥ったことを踏めると、15万ドル以上の血税が費やされたのです。
「ウォールストリートを占拠せよ!」とは裏腹に、ときを同じくして「Slutwalk」、ズバリ「あばずれウォーク」と題して、抗議活動が展開されてました。何のことかと思ったら、高まるレイプ事件の対策として、女性たちにセクシーな服装をあらためるよう警告したブルックリン市警への、デモだったんです。組織団体のサミー・リフソン氏いわく、「女性に問題解決の焦点を当てても、変質者の逮捕にはつながらない」とこぶしを挙げます。
↓検事の男性はフェイスブックで、「These girls’ parents must be SO proud! lol」と感想。
今年に入って、レイプ疑惑の警察官が無実の判決を受けたことも、女性の怒りを買ったことでしょう。しかし・・・・スーパーマーケットで見かけた女性をご覧ください。
レイプは、れっきとした犯罪です。絶対に発生してはいけない、女性を心身ともに破綻させかねない、凶悪犯罪です。とはいえ、下着全開で歩くことが、レイプ予防につながるとも思えないのですよ。
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