NYSEを初訪問して、ゴードン・ゲッコー気分を味わった後は、感覚のなかでも大事な、本物の味覚を駆使することに決めます。場所は、ウォールストリートをティファニーを横目にみて、イーストリバー側へ下りたThe Bailey Pubです。
店内に足を踏み入れて、左側で迎えてくれるのは、さすがウォールストリートの心臓部近くにあるだけに、雄牛(ブル)です!!ボーリング・グリーン近くにある本物のブルとは違って、清楚に真っ白なんです。色のせいか、雄牛というより牝牛のたしなみが・・・はたまた、やっぱり雄牛でもギリシャ神話でフェニキアの姫エウロパを連れ去ったゼウスの化身か。
↓ブルの横には、インクレディブル・ジョン・トラボルタの横顔が。
人気が高いことはよーく知っていたんですけど、受付の女性に4人のテーブルをお願いしたところ、「本日は予約でいっぱいです」とすげない返事。幸い入口近くのバーカウンター的テーブル席ならOKということで、もちろん二つ返事で席を陣取ります。ハロウィーンを控えていただけに、バーカウンターにはところ狭しとクモの巣がかけられているのが、ご愛嬌。この時期、どんなお店でも同じ趣向が凝らされてます。
↓こんなBARカウンターでなら、ガツンとブラック・ラベルのジャックがお似合い?
お食事メニューはといいますと、パブと謳うだけあっていたってシンプル。サンドウィッチ、ホットドッグ、そしてアメリカ料理の定番、マカロニ・チーズがアペタイザーでなく、メイン・メニューに鎮座しております。さすがにボリューム感も申し分なし!!私が選んだロブスター・サンドは、パンから溢れんばかりで食す前からノックアウト間違いなし!!
↓色鮮やかなロブスターの赤に、セロリのグリーンが映える~。
NYSE見学の案内人となって下さったイタリア系アメリカ人のファンドマネージャーは、やっぱりこれ、チーズバーガー。出てきた品はバーガー肉とアメリカン・チーズだけと、潔い単純明快っぷり!!レタスは気分で載せて下さい、と言わんばかりに横に添えられているのが、ポイントでしょうか。日本人なら、肉の厚みでほお張るのに四苦八苦しちゃいそうです・・。
↓ちなみにバーガー肉、開けてびっくり真っ赤なレアでした・・。
Comments
6年間ではじめて訪問、NYSEです! Next Post:
アメリカ、観光客閉め出しで10年間に6060億ドルを失う??
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はじめまして、いつも楽しくブログ拝見させて頂いてます
NYでのトレンドや生活だけでなく経済・金融関係のお話も読めてすごく興味深いです
私は経済関係の勉強もしたことがないし金融関係の仕事をしている訳でもなく、ただ海外情勢に興味があるという程度の知識しかないので。
ところでギリシャが国民投票をするとか、お前何言ってんだアホか!と頭を叩きたくなるような(叩いていいと思う)事を言い出して、いよいよ大変な事態になってきましたが、当然ギリシャがデフォルトしたら世界的に影響が及ぶ訳で、そちらではどんな感じなのでしょう?
日本も円高更新しまくりでEU問題の影響が出てますけど、一国が破綻なんて今までありましたっけ?
しかもこの非常事態にギリシャは……サルコジ大統領は怒り狂ってそう(笑)←サルコジさんて好きじゃないんでなんか笑っちゃう
なんだか難破しようとしてる船が周りを巻き込んで沈没しようとしてるみたいな印象です
色んな意味でギリシャ悲劇ですねぇ……
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>シュカさん
コメント、どうもありがとうございます~。ギリシャについてはおっしゃるとおり、馬鹿馬鹿しいにもほどがありますね。今回の国民投票も、祖父、父と首相を務めたパパンドレウの意地としか言えない。まったく悲しい限りです。
ちなみにギリシャはこれまで、少なくとも4回デフォルトしてます。それはまた、後のお話で・・。ではでは、またのコメントお待ちしてます!