文化の違いか価値観の違いか・・・。

by • March 17, 2010 • NY TipsComments (0)1969

NY生活も5年目も突入すると、大抵ノン・ジャパニーズのお友達との間で発生した摩擦に腰を抜かすなんてことはそう滅多にありません。しかし。最近、立て続けに疲れてしまいました・・・。

ベラルーシ人の友人はわたしのひとつ年下。米国での生活はすでに10年以上で、グリーンカードを保有しています。とはいえ、やはり共産圏の国をはじめ寒冷な東欧圏で育ってきた背景から、頑固一徹な石頭ちゃんだったり。また自分の存在を誇示する傾向が高く、会話の中心にいないと気がすまないという困ったさんでもあります。まぁ、裏を返せば意志の強さが魅力的で、縦横無尽にわたる会話にも自分の意見を述べることができる女性、とも言えますねぇ~。

↓最近知り合った彼女達は、ロシア出身。NYってロシアとか東欧とか多いんですよ。

My Big Apple

しかし、ある日の夜に彼女と他の共通の友人落ち合ったところ、「I am really mad at you, you know that」と啖呵を切られ、しばしポカン。何のことか、と尋ねたところ、何と1カ月半前に彼女が働くBARでの出来事にご立腹だったのです。何かと言いますと・・・。

当時、彼女が働くBARに一人でフラリと訪れたところ、サンクス・ギビングデーのハウスパーティーで知り合ったハイチ人の女性と再会したのです。たまたま話が合ったので、自然におしゃべりしてたんですよ。これがいけなかった。ベラルーシ人の女性からすれば、「You’re my best friend but you acted like hers and treated me as as if I’d been nothnig but a bartender」と不満タラタラだったんですな。しかも、会話に夢中になって彼女に話しかけないどころか、ドリンクを頼むばかりだったので、ベラルーシ人にしてみれば、自分が無視された憤りを感じたようです。

↓バーテンダーさんは彼女一人だったので、邪魔したくなかった気持ちがアダに・・。

My Big Apple

また、私が別の晩に彼女を置いて別の店に移動した

ことにも、憤懣やるかたなしだったらしく。彼女いわく「It is not cool when you leave someone when you decide to go out with」だそうで・・・。私からすれば、2人きりだったわけではなく、別の友人もいたので一人ぼっちで置いていった気はしなかったのですが。

ベラルーシ人の怒りの接的な要因、ハイチ人のお友達は以後仲良くしていたのですよ。しかし、さすがTHEカリビアン。最初こそは時間観念をもってくれていたのですが、最近はじめたレストランのウェイトレス業務が過酷なせいもあって、「a little late」が1時間に及ぶことが。さすがに連続3回目ともなると、仏の顔も3度まで。頭を冷やしてもらおうと、ちょっと距離を開けてます。だって時間は何にも変えがたい、貴重なものなんですもの。

国、人種、文化、環境の違いだけでなく、友達という概念や時間観念の違いで、ほとほと疲れてしまったものの。ベラルーシ人と仲直りしたときにコミュニケーションの重要性を再確認したので、ハイチ人ともきちんと話し合う時間が必要だなぁ、と思っています・・・が、いつになることやら・・・。

↓コミュニケーション不足じゃ、ないと思うんですけどねぇ。怒るポイントはいろいろ。

My Big Apple

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