1worldbar

ワールドBARの名が、泣いてます・・

by • March 3, 2011 • NightlifeComments (0)1576

その夜は、もうホントに散々でした。

Convivioを出た後、気を取り直してお口直しにBARで一杯ならぬいっぱい、と歩き出したんです。Tudor Placeを降りてきたところで、2人して「Shall we check World Bar?」ってことで、国連のド真ん前に位置する、トランプタワーにあるBARを目指します。

確か2年前にはパナマ人のプロモーターに呼ばれ、政府系の方や本邦証券アナリストの方と、その名も「World Party」と称するファッション・ショー付きのイベントに出掛けたんです。当時は階段にベルベット・ロープが引かれ、リストに名前が載っていなければ、外で待たされる羽目に陥るような店でした。狭い店内は人で溢れ、レストルームに出来上がった人だかりをみて私、場所を変える前に自宅に寄ろうと決意したほどだったんですよ。

↓Bクラス感は否めないものの、2年前はこの混雑っぷり。

My Big Apple

ところが。

この夜は、ギャランドウならぬガランドー・・・。土曜の午後10時という、BARならプライム・タイムのはずなのに、男性が2人、BARカウンターで談笑しているだけ!!!たった2年の間に、一体何が起こったのでしょうか??挙句の果てにはメニューから選んだカクテルをバーテンダーに告げると「Sorry we have no lime tonight」。ええええええええええ、ライムの置いてないBARって存在するんですか!!??もう、怒るのを通り越して苦笑するしかありませんでした・・・。

↓閑古鳥が泣いている~。

My Big Apple

しかし、このNY不動産王ドナルド・トランプが建てたトランプ・タワーにあるBARなだけに、それはバブリーなカクテルは存命してました。その名も「The World Cocktail」、お値段は何と50.00ドル也!!!

↓ポメグラネイト・マティーニが12.50ドルなのに、50.00ドルが目を引きます!!

My Big Apple

ブランデーのレミーXOやヴーヴ・クリコを投入するからと言って、この価格はちょっとジョークとしか受け止められない・・・まー、国連の方々がネタとしてオーダーしてそうですけどね。その下にある「The Economic Stimulator」、7.50ドルが庶民的に見えること限りなし・・・。

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