FRB副議長はハト派寄りでも、NYのアパートは前のめり

by • April 16, 2011 • NY TipsComments (0)290

イエレンFRB副議長、優しげなルックス通りハト派的な発言を展開しましたね。

「エネルギーなど商品相場の過去数年における上昇は世界的な需要拡大と供給の混乱が原因のようであり、長期にわたって消費者物価に影響を及ぼしたり、景気回復を損なうといった可能性が低く、個人的な見解としては大幅な金融政策の変更を正当化するものではない」

↓エコノミストの間で、評価が抜きん出て高いんです。

My Big Apple

これを聞いて、追加緩和策(QE2)不要論派のロン・ポール米下院小委員会の委員長をはじめ、共和党メンバーどう思ったんでしょうかねぇ。食料品価格の高騰をインフレ上振れの証左と上げたサラ・ペイリンのメガネからはみ出す眉を思い出してしまうのは、私だけではないはず。

ハト派的なイエレン発言後、ブルームバーグTVに出演したJPモルガン・チェースのブルース・カスマン・グローバル・チーフエコノミストは「FOMCの大意を表しているのだろう」とコメントされていました。JPMやバークレイズなどが指摘するように、6月末まで6000億ドルを堅持するとの見方が大勢です。イエレンさんをはじめダドリーNY連銀総裁などFOMCメンバーの有力メンバーが物価の上振れは限定的とお話しされており、QE2は続行するのでしょう。

ただ生活しておりますと日本との違いを痛感します。アメリカは所詮インフレの国なんだなぁ、と実感せずにはいられません。

↓私が住んでた新一の橋近くの物件、家賃は5年間において完全据え置きでした。

My Big Apple

日本はデフレの国。従って新規にアパートを借りるとき、あるいは家賃を更改するとき、契約期間が長ければ長いほど家賃は値下がりしますよね。いわば、ブルフラットニング状態ですな。しかし、NYでは逆なんです・・・。完全ベアスティープニング、すなわちイールドカーブが長ければ長いほどベアスティープニングしちゃうんですよ。

私も6年間同じアパートに住んでいて、契約更改はヒヤヒヤものでした。最初は2年で契約したものの、契約更改にあたって2007年12月末が期限切れを迎えるところ、同年9月頃に更改の提示案が届いたのです。景気後退入り前ながら、大家さんはブルもブルで、2年間なら200ドル、1年間なら100ドルの値上げを突きつけてきました。リーマン・ショックを経て2009年時点では、さすがに据え置き、景気回復が芽吹いてきた2010年には1年間なら据え置きも、2年間なら100ドル値上げでしたっけ。

というわけで、アパートを見て回ったときもブルックリンを除く全ての物件が1年契約での提示となっておりました。翌年の家賃の上振れ幅を気にするチキンな私、結局イーストリバーを渡る決心をしました。

↓洗濯機+乾燥機を保有することの贅沢、日本なら実感できないでしょうねぇ。

My Big Apple

洗濯機+乾燥機付きの新築物件というのも大きかったのですが、やはり家賃が2年間固定でしかも当初の提示額から50ドル差し引いてくれたことが決め手になりましたねぇ。投資用物件として購入された大家の国連勤務の職員さんから早速、承認もいただいて、5月から新居に移ります。6年目にして、初のお引越し。ジムも装備されているので、たるんだ精神とともに身体も引き締めていくつもりです。

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