ゲイ・パレード前、NY州は滑り込みで同性婚にゴーサイン

by • June 27, 2011 • NY TipsComments (0)354

やりましたね、33対29で同性婚がニューヨーク州で合法化されました。

宗教上の理由で一部の共和党の反対で決議が何度も何度も遅れていましたが、ようやくの可決で同性婚の合法化を主張していた方々の間では、歓喜の声が上がったといいます。協議が難航していた折は地元メディアが逐次ニュースで追いかけ、ニューヨークのストリートでも、同性婚への賛成を求めるビラを配る方々を見かけておりまして。ニューヨーカーがかたずをのんで見守っていたなか、ようやくの可決です。

↓NY州上院で決議を見守っていた人々。子供も諸手を上げて大喜び!!

My Big Apple

可決にいたるまで、実に高いハードルが立ちはだかったのですよ。ニューヨーク州、ブルーステートと認識されがちですが、実は2010年の中間選挙もあって民主党の議席数は26席。対して共和党が32席ですから、共和党がマジョリティなんです(ちなみにインディペンデントが4議席)。可決には33票の賛成が必要だったところ、民主党の26票とインディペンデントの4票を集めても、30票。少なくとも共和党から3票、引きずり出すことが必要だったんですよ。

NY州が合法化したことで、コネチカット州、マサチューセッツ州、ヴァーモント州、ニューハンプシャー州、アイオワ州に並び同性婚がOKな州はこれで6州となります。ワシントンDCを含めれば、7地域ですね。

この難業、2010年の中間選挙と同時に開催された州知事選挙で当選を果たした、いわば州知事ルーキーのクォモ(民主党)前NY司法長官が成し遂げたことになります。ちょうど1970年から開始し、今年で41回目を迎えるゲイ・プライド・パレード開催の2日前に滑り込みでの荒技でしたから、舞台となる5thアベニューは例年にない熱狂と歓声に包まれたのは、いうまでもなく。

↓もちろん今年のパレードの主役は、クォモ州知事!!

My Big Apple

彼らにとって、結婚は単に指輪を交換する象徴を意味するだけではありません。異性間結婚で認められている社会福祉が割り当てられることになるのです。つまりは、減税などが含まれるというわけ。NY州の財政赤字が億単位でありますから、共和党の反対は宗教的理由からだけではなかったはずです。

ただし連邦政府が同性婚を合法化しておりませんから、社会福祉の適用は州政府レベルまで。共和党の大統領候補に名乗りを上げた虚言癖の多いミシェル・バックマン米下院議員(ミネソタ州選出)、そして大統領候補に挙げられていたニュージャージー州のクリス・クリスティ州知事も、歓迎しない発言を展開してました。米連邦政府が同性婚を合法化する道は、まだまだ非常に険しそうです。

↓NY州が同性婚ののろし火となるか。エンパイアはご覧のレインボーカラーで可決を歓迎☆

My Big Apple

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