Long Island Rail Road(LIRR)に揺られて45分、ロング・アイランドのロング・ビーチに到着です。
↓LIRRの車内は、こんな込み具合。July 4thなら通路にたちっぱの人も。
駅を降りるとタクシーのドライバーが大声で呼び込みを行っており、以前にアルゼンチン系友人と訪れたときは、まんまとタクシーに乗ったんですよ。前回の記憶を頼りに、今回の連れであるフレンチ系アメリカ人と駅で合流した韓国系アメリカ人にタクシーに乗るのかと尋ねると、失笑を買ってしまい・・・。
というのも、歩いて7分でビーチに行けるから。前回出掛けたときは女性だったんですよ。さすがヒールを履かない男性陣2人、タクシーに乗る気なんてさらさらありません。私といえばウェッジソールでビーチ対策はバッチリですから、徒歩で行くのに文句はありませんので、いざ徒歩でビーチへ直行です。
LIRRの窓口で購入済みのチケットを握りつつ、フレンチ系いわく「どーせボードウォークから無料で侵入してる人とかいるんでしょ」と笑っていたところ、横にいた恰幅の良い男性いわく「ボードウォークの一帯を見てごらん」と声をかけてきたのです。ご指摘の通り、青いポロシャツに白いショートパンツを合わせたマリンルックの少年少女が、警備員よろしく周辺をパトロールしてるんですな。住民の子女がしっかり監視しており、よからぬ行為に及んだ輩は、大人の係員も交え追跡して御用となるもよう。たかだか9ドル、12ドル程度ですから、まさか払わない人はいないだろうとは思いますが・・何でもアリのNYなら、ありえるんですよ。
↓木造りのブースで、きっちり清算して下さい。右横に入場口があります。
またパラソル、ビーチ・チェアのレンタルもできますよ。当然ながらご利用された後は返却していただきたいのですが、仮に忘れてしまっても、上記の係員達がてきぱきと片付けてくれます。ビーチで羽を伸ばす大事なお客様の機嫌を損ねないよう、Sir、Ma’amを使用する徹底ぶりで対処する前に利用者らしき周囲の人々にも断るほど。レストランならキメ細やかなサービスが期待できないアメリカで、なかなか教育できているな、と感心させられました。
さすが入場料を取るだけあって、ビーチはNYのビーチにしては整備されており、トイレ・シャワーが完備されてます。日本人の方は海の家をご利用されるかと存じますが(少なくとも神戸の須磨海岸はそうでした)、NYをはじめアメリカのビーチに、そんなしゃれたものは皆無です!!!トイレがあるだけまだまだ全然マシですが、シャワーがあるのは助かります。
おまけに、海岸近くには数年前から営業を開始したブティックホテル、Allegria hotel がありますから、私のような公衆トイレ恐怖症のあなたにも、ピッタリです!ただしビキニや水着ではご利用の際に注意されることがございますので、必ず衣服を着用して下さいね。
↓リゾートホテル感が満点。金額のせいか年配が多いような気がしす。
もちろんビーチバレーのコートもあって、ふいに襲ってくる高波とアクアマリンの海に身体をつけるだけでなく、汗を流してスポーツに打ち込むこともできるんです。幸い気温は30度以下、雲ひとつないどこまでも真っ青な空で下でボールを追いかけるのは、さぞかし心地良いことでしょう。
↓ビーチバレーをみて、トップガンを思い出すのは私だけ?
私ですか?もちろん・・・・砂浜で膝まで海水に触れただけです~。髪を海に浸らせるのが嫌なんです。これでも極度の潔癖症で、シャワーだけではなく海に入ったらお風呂に入りたいので。友人方は呆れてましたが、ごめんなさい、ここだけは譲れないのです。日本人なら、そういう方が多いですよね?
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週末はビーチでまったりと思ったらミルキー・・ Next Post:
ビーチで火照った体は、フローズンヨーグルトでひんや~り