歴史は繰り返す・・債務上限引き上げ妥結は1時間前??

by • July 30, 2011 • NY TipsComments (0)214

相変わらず、債務上限引き上げ協議は暗礁に乗り上げたままでございます。

「オバマ米大統領が日本時間午後11時20分から、声明を発表!」なーんてニュースのヘッドラインが踊ったときには、なんらかの妥結への光明のひとすじが見えたのかと思ったんですけど・・・「ツィッターなどを総動員して、ワシントンに合意の圧力をかけていこう!」だなんて、あおって終わりでした・・。

↓ホーム・デポの創業主は、「オバマが民主党と共和党分断の元凶」なんて批判してましたっけ。

My Big Apple

8月2日まで、今現在のNY時間であと4日。未だオバマさんやリード米上院議長などから短期の債務上限引き上げ案を断固拒否するスタンスがみなぎりつつ、ダウ平均は100ドル超下げてから、40ドル程度まで下げ幅を縮小しました(NY時間午後3時現在)。いくら何でもデフォルトは避けるだろう、との楽観が頭をもたげたんですかね。確かに期限前に合意すれば、好決算にも支えられ株価が跳ねる期待は大きい。こうなると、割安感から買って来る人も少なくないんでしょう。

実際に恩師を通じて知り合ってNY歴30年以上の辣腕女性投資家も、自信ありげに、こんなことを言ってたんです。

「8月2日の期限1時間前に、妥結するわよ。」

NY市が1975年にデフォルトに陥ったときのこと。1969年にNY市職員によるストライキを回避するため、気前の良い賃上げを断行したほか、楽観的な歳入予想が災いして、ついに債券発行残高が140億ドルを超えたんですって。文字通りお金を使い果たし、救済が必要になったもののときのフォード米大統領も「NY市は自力で救済せよ」と宣言しちゃって、どうにもこうにもならなかったんだそうです。

↓NY市のBeame市長、大統領の発言が見出しとなった新聞一面との一枚。

My Big Apple

とりあえずアップル・ボンドという債券を発行し、NY市の機能不全を回避しようよしたものの、買い手はつかず。デフォルトまで、無常にも刻々と時間が過ぎ、ついにあと1時間。・・・・・・あと1時間という土壇場の局面で、救世主が登場、NY市は見事デフォルトを回避したんですな。当時、NY市を救った騎士は、教職員組合だったとか。

そんな経緯もあり、細腕繁盛記のくだんの女性投資家は「ギリギリで妥結する」と予想していらっしゃるというわけ。あなたはこのアナロジー、信じますか?

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