私がNY生活を初めて6年間、割高な生活費にも関わらずマンハッタンにとどまった理由の一つは、タクシーにあります。週末の夜遊びがお約束だったので、タクシー運転手が乗車拒否しない場所に住んでいたかったんです。その意味では、32丁目と5aveはパーフェクト。6年間で目的地を告げて拒否されたことは、記憶にありません。
様相が一変したのは、ロング・アイランド・シティに引っ越してからです。
↓ご覧の通り、我が家はマンハッタンから1駅のVernon-Jakson駅にあります。
Vernon Boulevard- Jackson Avenue |
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MANHATTAN | |||
Grand Central-42 Street / Lexington Avenue |
ある日の土曜日の昼下がり。オサレ家庭用品小売のCrate & Barrelでお買い物して、両手にガラス類など壊れ物を提げながら、タクシーを停めたんです。扉を閉めて行き先を告げると「もう仕事上がりなんで、他のタクシーに乗ってくれ」と、ムゲにも下ろされたんです。
58丁目に立っていたにもかかわらず、次のタクシーの運転手には、「59丁目にあるブリッジを渡るにはここからじゃ意味がない」と意味不明な回答を受けて、またまた下ろされる羽目に。3台目にいたってはガソリンがないなど、これまた訳分からない理由で拒否されて・・・。4台目でようやく、帰り着くことができたんです。こんな侮辱初めてで、もう悔しくってタクシーに乗った瞬間、友人に思わず報告しちゃいました。
この時、友人から以下のようにアドバイスされたんです。
1.タクシー運転手は乗客が告げた目的地がNY市内の5区内(マンハッタン、ブルックリン、クィーンズ、ブロンクス、スタッテンアイランド)の場合、どこであろうと送り届けなければいけない
2.いかなる不当な扱いを受けた場合、乗客はクレームすることが可能
3.容易に拒否した運転手のクレームの届け出を提出できるよう、携帯カメラで運転手のIDとタクシー・ライセンス番号を撮影すること
そして土曜の午後10時半。インドネシア系ルクセンブルグ人の友人の送別会に顔を出した後、タクシーで帰宅しようと手を上げたんです。乗り込んで行き先を告げると、「I’m not going」と断られた上に「Get out!」とまで怒鳴られたんですよ!!!
というのも、私が彼に抗議したから。ついでにタクシーのライセンス番号とIDを撮影しようとした刹那、彼はIDを素早く隠し、車から飛び出してドアを開けて力ずくで下ろさんばかりに仁王立ちしたんです!!ありえない・・・・。
↓このライセンス・ナンバーには、要注意!!!
タクシー運転手の全員のマナーが最悪とは言いませんが、彼らの態度は目に余るものがあります。今回、もちろん311のサイトで写真付きにてクレームを提出しました。ちなみに彼らの悪行に抗議が殺到していることから、今では3回クレームを受けた運転手は免許はく奪となるそうです。観光都市NYなだけに、こうした厳格な処置が必要とされています。
Comments
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幸い変な運転手にあたったことないけどw
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>Mayuka.Sさん
まじでありえんくらい、狼藉モノが多いんです!!昔はこんなこと、なかったのに・・・(涙)料金のカード払い率上昇と、移民ドライバーの増加(お金に辛い)ことが主因かなーとにらんでますが。