今週は、浦島タロ子気分を満喫した東京道中を中心にお伝えします!
失効した自動車の免許を再取得し、大使館でビザ面接を受けたあと。帰国直後にこなした事務手続きと待ち時間で疲れ切ったた身体に、贅沢なおもてなしが待っておりました。赤坂を抜けのれんをくぐると、そこは政治家の隠れ家として名高い、料亭「浅田 」が控えていたのです。
↓赤坂の喧騒のなか、忽然と現れる「浅田」ののれん。裏側でも風流ですな~。
前田利家が一代で築き上げた、加賀百万石の領土で育った加賀料理。現地で調達した素朴なる山海の逸品を、華麗なる漆器で盛り付け、風雅を極めた料亭を代表する味です。お恥ずかしながら、江戸で料亭に舌鼓を打つのは、初体験!!興奮のあまり、個室に上がる前に脱いだ靴を自分でそろえそうになり、たしなめられてしまいました。ははは。
前菜の2品からして、繊細かつ優美なる加賀料理の本領をいかんなく発揮しておりましたが、メインの料理にはKO状態。漆塗りがまぶしい紅色からして目を奪われるのに、そこには鴨肉やら鯖やら、てんぷら、刺身盛り合わせ、お寿司などなど、合計5品が鎮座しておったのです。加賀百万石が培った百花繚乱、その美しさに、しばし見惚れてしまったのは、いうまでもなく・・・。今度いつこんな厚遇に甘んじられるか分かりませんので、時間をかけてじっくりじっくり、高雅な味わいをかみ締めましたよ。
↓どれにしようかカンガル~、困った困った狸さん~♪なんて歌ってる場合じゃありません。
↓鴨肉は、もちろん最後にとっておきました~。
招待いただいたY様のお話も、さすがご自身の分析に時流に乗ったトピックが冴え渡り、さながら、それぞれが引き立て合う加賀料理と漆器の関係のようでした。お話されていたように共和党の大統領候補が小粒にみえても、クリントン元大統領がブッシュを倒したように、どうなるか分かりませんし。タイの洪水の影響も、アメリカ人エコノミストが懸念するより、大きくはないかもしれません。
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