権威あるニューズウィーク誌の関連情報サイト、The Daily Beastがシングルには耳寄りな調査を発表しました。その名も「デートに最適な全米都市ベスト20」です。
紹介記事によると、調査は
1)シングルの割合:2008年から2010年に実施した米国勢調査の結果をもとに、15歳以上の未婚者の男性と女性(完全に結婚歴なし、未亡人などをもたない)の人口に対する割合をはじき出し、全国比で比較。
2)デート費用:単身の世帯主の2011年7-9月期の平均生活費と映画チケット費で、デートにかける経済的な余裕を比較。
3)精神的かつ肉体的な健康度:世論調査会社ギャラップが調査する「幸福度指数」で、リレーションシップに対する関心度を比較。
4)出会い系サイトの利用度:グーグル・トレンドを活用してマッチ・ドットコム、eハーモニー、okキューピッド、プレンティ・オブ・フィッシュ、ズースクなど、出会い系サイトの利用度をチェック。出会い系サイトの検索ランキングを都市でごとに比較。
↓2012年の目標に、恋人探しを掲げた方は要チェック!!??
それでは、張り切ってベスト10をご紹介しましょう!
10位 ワシントンDC
独身男性の割合:69%
独身女性の割合:74%
独身者の年収中央値:5万1948ドル
平均映画チケット:11.03ドル
幸福度指数:69.9
→米連邦政府で重要なお仕事についている女性が飛びつきたくなる男性は、すでに既婚でDCに乗り込んでると思われ。
9位 アナーバー、ミシガン州
独身男性の割合:65%
独身女性の割合:67%
独身者の年収中央値:3万5685ドル
平均映画チケット:8.07ドル
幸福度指数:68.2
→ウィキによると、同州内で最も裕福なのはアナーバー近郊のバートンヒルズで市民1人当たりの年収は11万683ドルらしいです。
8位 サンフランシスコ カリフォルニア州
独身男性の割合:61%
独身女性の割合:61%
独身者の年収中央値:5万8887ドル
平均映画チケット:10.70ドル
幸福度指数:69.1
→ご存知、ITバブル期に隆盛を極めたシリコンバレーの代表都市。しかし同性愛者が集まる都市としても有名ですよね。
7位 マディソン、ワイオミング州
独身男性の割合:58%
独身女性の割合:61%
独身者の年収中央値:3万5128ドル
平均映画チケット:9.46ドル
幸福度指数:70.8
→毎年夏にマディソンにある風光明媚な観光地ジャクソン・ホールでは、カンザスシティ連銀が主催する経済会合が開催されます。
6位 シアトル、ワシントン州
独身男性の割合:59%
独身女性の割合:60%
独身者の年収中央値:4万1479ドル
平均映画チケット:10.43ドル
幸福度指数:69.2
→ニルヴァーナやパールジャムを生み出した、グランジ・ロックのメッカ。シアトル周辺にはマイクロソフトの本社があったり、IT関連分野での活躍も目覚しい。神戸と気仙沼の姉妹都市でもあります。
5位 ミネアポリス、ミネソタ州
独身男性の割合:65%
独身女性の割合:66%
独身者の年収中央値:3万6030ドル
独平均映画チケット:9.42ドル
幸福度指数:69.0
→殿下こと、プリンスを輩出した都市。小売大手ターゲットやUSバンコープが本社を構えます。
4位 オースティン、テキサス州
独身男性の割合:57%
独身女性の割合:57%
独身者の年収中央値:3万8457ドル
平均映画チケット:9.58ドル
幸福度指数:69.8
→デル、インテル、サムスンの米国本社がある大都市。共和党寄りゴリゴリの保守派が多いなかで、珍しいリベラルな都市です。映画「Whip it!」の舞台になり、女性による格闘ローラースケート競技を生み出してました。
3位 リンカーン、ネブラスカ州
独身男性の割合:51%
独身女性の割合:51%
独身者の年収中央値:2万8021ドル
平均映画チケット:9.00ドル
幸福度指数:72.8
→ネブラスカ大学リンカーン校を構え、学園都市としての色彩が強い。著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイの本社があるオマハを抑え、堂々3位にランクイン。
2位 ゲインズビル、フロリダ州
独身男性の割合:73%
独身女性の割合:75%
独身者の年収中央値:2万863ドル
平均映画チケット:8.06ドル
幸福度指数:70.3
→フロリダ州民と同様に所得税を支払わなくてよいことが、幸福につながっているのかと。生活費の値ごろ感が全米でも特出しており、全米3位の規模を誇るフロリダ大学がもたらす経済効果が大きいことでも知られる。2007年には「住みやすさナンバー1」の地位を獲得した。
1位 アトランタ、ジョージア州
独身男性の割合:69%
独身女性の割合:71%
独身者の年収中央値:3万8174ドル
平均映画チケット:10.52ドル
幸福度指数:67.7
→コカ・コーラ、CNNの本社を構える都市。1996年にはオリンピックを開催しましたね。ヒップホップ・カルチャーに溢れ、「ATL」はラッパーのTIのおかげで市民権を得た。映画「ATL」で、その名を不動のものとしました。フォーチュン誌が選ぶ優良企業の本社は12社を数え、NY市の45社、ヒューストンの22社に次ぎ堂々3位。しかし、犯罪率の高さでも有名だったりする。
↓都市の輝きの陰で、黒人層を中心に貧困にあえぐ市民も多いアトランタ。
いやー、独身者の割合がこんなに高いとは、非常に意外でした・・。と同時に、ニューヨーク州NYをはじめ、カリフォルニア州ロサンジェルス、フロリダ州マイアミなど、世界に名だたる米国の都市はひとつも出てきませんでしたね。大都市では年収が上がったとしても、幸福度がさえなかったりするのでしょうか。ちなみに、NY州で唯一、ベスト10ならぬベスト25位に食い込んだ都市は、マンハッタンから車で約5時間のロチェスターでした。
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