ロムニーとギングリッジが教えてくれた、確定申告のマル秘テク

by • January 30, 2012 • NY TipsComments (0)247

確定申告のシーズンがやって参りました。ワタクシも、今週末までには処理する予定ですよ。2010年分では、800ドルくらいが返ってきましたけど、今年はどうなるやら・・・・と思ってググってみると、こんなニュースが飛び込んできました。
Thanks Mitt and Newt: A Dozen Tax Tips for the Rest of Us

興味を引かれて、クリックしてみました。そこには、共和党の大統領候補であるミット・ロムニー氏とニュート・ギングリッチ氏の2010年確定申告をもとに、多く税金払い戻しを受け取るためのマル秘テクニックが披露されておりました。この2人の横顔に迫れて、興味深いですよ~。

↓2人の税金対策には、フツーのアメリカ市民も関心が高いことでしょう。
My Big Apple

▽ギングリッチ候補の場合、2度の離婚歴を活かし、離婚手当を減価償却。
支払い相手の社会保障番号を記入すれば、IRSが相手先の申告をもとに照合できるんですね。2010年にギングリッチ候補は、1万9800ドルが返ってきました。

▽値上がりした株式は、寄付で税金対策
ロムニー候補、2010年には寄付金で税金控除額が増加する背景もあって、多額の寄付を行っております。2010年は152万5167ドルの現金の他に、 現金以外でも145万8807ドルの大判振る舞いです!!この現金以外での寄付が、ポイント。1年以上保有する資産なら、当時買い取った金額ではなく、現時点でのマーケット価格の寄付としての税控除の対象になるんです。しかも、与える側も受け取る側も、上昇した金額にかかるキャピタル・ゲイン税を支払う必要なし!とくれば、ウィン・ウィンですね。ちなみにロムニー候補が行った現金以外の寄付は、ほとんどがドミノ・ピザ株でした。

↓確かにドミノ株、2010年は08年の急落分を取り返しイイ感じで戻してました。

My Big Apple

▽下落した株から、リターンを得る
ロムニー候補は、さすが資本家。株式投資でかぶった損失から、きっちりリターンを得ることも忘れません。2007年から2009年、投資家にとっては暗黒の時代・・・ロムニー候補も景気後退とリーマン・ショックの波をもろにかぶり、07-09年の間に484万4089ドルの損失を計上しました。しかし、これをキャリーオーバーして2010年に申告。一部の株式資産にかかるキャピタル・ゲイン15%を相殺し、72万6613ドルの節税に当てました。
共和党寄りのフォックス・ニュースは、もちろんロムニー候補を支持するニュースを報じてます。ロムニー候補の寄付金は前述したように多額である一方、オバマ米大統領夫妻はイリノイ州議会の議員だった2000年から2004年まで、総所得120万ドルの1%に当たる1万772ドルしか寄付してなかったんですって。

寄付金額が増加した年は、米上院議員に立候補した2004年からだったとのことです。そんなわけでニュースのタイトルは、ロムニーの所得税率にかけて「ガメついのはどっちだ?オバマの寄付金は所得の1%でロムニーは15%(WHO’S GREEDY? Obama Gave 1% to Charity, Romney Gave 15%)」でした。以下、ロムニー候補の寄付金の割合です。

年      課税対象所得 寄付金      所得における寄付金の割合
2010  2170万ドル 298万ドル 13.73%
2011 (推定) 2090万ドル 400万ドル 19.14%

21日のサウスカロライナ州の予備選でギングリッチ候補にまさかの敗北したロムニー候補。当時は予備選前に報じられた所得税率15%が効いたのでしょうか・・・。ギングリッチ候補は今年、約31%でしたしね。とはいえ、31日のフロリダ州予備選前、29日のロイター調査ではギングリッチ候補を12%リード。他調査でも、11-15%上回っていたといいます。ギングリッチ候補が米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)などのためにワシントンでロビー活動を行うほか、コンサルタント料として150万ドルの金銭を得ていた、とCMで批判攻撃したことが今回は決め手になるのか・・・。フロリダ州といえば、最も住宅市場崩壊で大打撃をこうむりましたからね。

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