Meet the New York Olympians!
オリンピックといえば、世界中のスポーツ選手の夢の舞台であるとともに、国の誇りと威信をかけた大会であることはいうまでもなく。7月30日付けのNY版メトロ紙では、地元紙のプライドとしてニューヨーク州出身の五輪選手を称えておりました。
まずはNY州ロチェスター出身のこの人です。軍神アレスもかくやという見事な逆三角形の上半身に、甘いマスクがニクいライアン・ロクテ。400m個人メドレーでUSAチームに初の金をもたらしました。今ではフロリダ州に居を構えますが、北京五輪の過ちを繰り返さずにガールフレンドを作らずロンドンに臨んだストイックさは、ニューヨークの金融マンを連想させます。男子100×4リレーでは、生涯9個目となる銀メダルも獲得。ただ、フランスに最後の最後で逆転された張本人、との批判もありましたけどね。
VOGUE誌の表紙を飾り名実ともにゴールデン・ボーイ。フェルプスのお株を奪いました。
世界新記録で堂々金メダル輝いたダナ・ヴォルマーも、ニューヨーク州シラキュース出身。実はアテネ五輪のとき、弱冠16歳で4×200mリレーで金メダルを手に入れており、2個目の金となります。しかし栄光に浴していただけでなく、北京五輪では選考漏れに甘んじた過去も。ロンドンでは、見事な敗者復活を遂げました。
ガッツポーズと溢れんばかりの笑顔の裏には、挫折があったんです。
リア・ニールは、マンハッタンにある名門校に通うブルックリン出身の現役女子高生。4×100mリレーでチーム名とともに銅メダルをつかみ取りました。17歳なだけに、今後も楽しみな注目株です!
屈託のない笑顔がまぶしい!リアは一番左です。
その他にNBAでは地元ニックスで活躍するメロことカーメロ・アンソニーをはじめ、女子バスケット選手のスー・バード、同じくティナ・チャールズ、女子サッカー選手のアビー・ワンバック、男子バレーボールのマット・アンダーソン、男子体操選手のジョン・オロスコ、男子フェンシング・チーム最年少のダリル・ホーマー、女子セーリングで最年少のアマンダ・クラーク、女子トライアストン選手のサラ・グロフなど。ロンドン五輪の選手団、総勢529人中、ニューヨーカーは約30人と全体のざっくり5%と少ないですが、すでにメダルを数多くゲットしており少数精鋭のようです。
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