What’s In Common Between Robert Pattinson And UK Q2 GDP?
映画「トワイライト」の主役カップル、ロバート・パティンソンとクリステン・スチュワートの破局がネットを騒がせて、はや2ヵ月。今となっては、映画並みの「ドラマチックな復活劇」を経て、元鞘に収まったみたいですね。クリステンの父親が介入したとかしなかったりとか、という話も漏れ聞こえましたっけ。個人的には、ことの発端となったクリステンの浮気相手が彼氏と同じイギリス人で、しかも車もMINIと聞いて、どれだけ「アングロフィリア=イギリス贔屓」やねん!って突っ込みを入れてしまいましたが(笑)。
「トワイライト・ブレーキング・ドーン・パート2」公開前なので、ネタ臭さが漂いますが・・。
トワイライト・ファンは、さぞかし安堵されたことでしょう。
ファン待望の復活劇、皆さまが想像したより、ロブのダメージは重くなかったのか。それとも、クリステンへの愛が深かったのか、懐が広かったのか・・・。
懐かもしれませんね。
ロブの懐=財布事情をみてみましょう。ロブが購入したという2人のLAにある愛の巣、もとい150人も収容できるという豪邸は580万ドル(4億5240万円)。2011年9月に購入したというんですから、「トワイライト」シリーズで築いたひと財産で経済的な懐の深さは折り紙つきです。
英4-6月期国内総生産(GDP)確報値も、興味深い。前期比0.4%減とマイナス成長ながら、改定値の0.5%減から上方修正されたんです。オリンピック前とあって建設と鉱工業生産が寄与したほか、家計の可処分所得が1.9%増とここ3年で最も大きな伸びとなって景気回復への心強い予兆を示してました。
ロバートの出身国イギリスには、家計を支えるたくさんのアセットがあります。
アメリカでも人気沸騰中のプレミア・リーグは、イギリスが誇るドル箱のひとつ。日本代表の吉田麻也選手もサウサンプトンでプレーして、人気定着にひと役買ってますね。映画では、40年以上の時間を経ても色褪せない007が刺激的☆新作の「007 Skyfall」でも、ピンポイントでナイフのように刺し込んでくるターコイズ・ブルーの瞳を光らせブロンドをなびかせたダニエル・クレイグが疾走します!
ボンドの身を包むスーツが「トム・フォード」で、英国製ではないというお茶目っぷりも楽しい。
フィッシュ・アンド・チップス、ドーバー・ソールが代名詞だったイギリス料理も、セレブリティ・シェフの登場で常識を覆して久しい。日本では「裸のシェフ」で一気に認知度を広めたジェイミー・オリバーの名前がすぐに浮かぶかもしれませんが、アメリカでは、やっぱりこの人、ゴードン・ラムゼイ。Fワード飛ばしまくりの毒舌なのに、人々の舌を魅了する彼のテクニックはリアリティ・ショー「ヘルズ・キッチン」をはじめ複数のショーで遺憾なく発揮されてます。ニューヨークのロンドン・ホテルには、彼の名を冠したレストランが訪れる人々をトリコにしてますよ。
俳優トミー・リー・ジョーンズばりのシワがチャーム・ポイントのゴードン。日本の知名度は、いかが?
ファッションでもテッド・ベイカーが日本やNYに本格上陸し、NYでは「極度乾燥(しなさい)」と「OSAKA」でおなじみのスーパードライがドヤ顔でストリートをにぎわせてますね。
英国経済は確かに欧州ソブリン危機の波を頭からかぶる一方で、思わぬ恩恵に浴しつつあります。フランスのオランド仏大統領が財政赤字を目指し100万ユーロ以上の富裕者層に対する所得税を75%への引き上げを目指す一方、フランス系金融機関は従業員のロンドン転居をサポートしています。迎える側としてキャメロン英首相その人も、6月に金融機関に勤務する人材の流入やオフィス移転について「レッドカーペットを敷いて待っている」と手放しでウェルカムしてました。
いや、確かに英経済は3四半期連続でマイナスですし、国際労働機関(ILO)基準の5‐7月失業率は8.1%と
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