ロムニー候補の失言で、フェイスブックにグループページが登場

by • October 17, 2012 • Latest NewsComments (0)1853

Romney Can Win For The Buzzword 2012 With “Binders”  Full Of Women”.

ロムニー候補による、女性労働・賃金格差問題についての失言といえば・・・そうです!「ファイルいっぱいに詰まった女性達(binders full of women)」。前日お伝えしましたように、ツィッターをはじめソーシャルネットワークで大炎上したんです。日本で観賞可能かは分からず恐縮ですが、発言の瞬間はこちらで確認できます。

あまりのフィーバーぶりに、一番驚いているのはロムニー候補かも。(補足:Jay-Zの名曲「99 Problemから」

大反響のあまりフェイスブックには、その名もズバリ「Binders full of women」と題したグループ・ページが開設されました!!討論会の後、瞬く間に立ち上がったこのページ、NY時間の午後11時24分時点で33万2981人を数え、そのフィーバーぶりがうかがえますね。このページ、単に女性差別に怒りの鉄拳を振るうだけでなく、笑わずにはいられないジョークが詰まったフォトショップ写真の数々に満ち溢れていて一見の価値アリですよ。

私の一番のお気に入り作品は、これ。

リビア大使館殺害事件で名前が挙がったクリントン国務長官も、ご登場。

もちろん、ごく分かりやす~いバージョンもあります。

これは笑えるだけではなく、ノスタルジーを誘いますな。(補足:青春映画「Say Anything」から。主演のジョン・キューザックは筋金入りのリベラル派である点にも注目)

 

もう皆さん、想像の羽根をのばしまくりです!ここまで来ると、ロムニー候補による「binders」、今年の流行語大賞=Buzzwordを奪うこと、間違いなしでしょう!!

ついでに、月末に迎えるハロウィーンではワンダーウーマンと絡め仮装大賞までゲットしそう。

 

ここまでコケにするのは討論会で女性が質問をぶつけたように、まだまだ男女間には労働格差の暗くて深い川があるからです。だからこそ、ロムニーのバインダー発言は女性にとって由々しき問題に他なりません。英誌エコノミストでも約1年前、特集で女性の労働問題を指摘ていましたよね。当時、日本に一時帰国していた私はビザ・スタンプをもらう間に大使館で興味深く読ませていただきました。

 

女性蔑視はともかく、ロムニー失言で思い出されるのは、米大統領を無事に2期務め上げたブッシュ前米大統領。彼の時代は1期目はソーシャルネットワークが産声を上げたばかり、2008年末にようやく流行し始めたとあって、ブッシュ前大統領の失態はここまで急速かつ広範囲に拡散しなかったのではないかと。だからこそ、再選を果たし得たかもしれませんね。仮にロムニー候補が勝利すれば、ソーシャルネットワークの意義が疑問視されたりして。

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