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ホリデー商戦、今年は気合い全開でサンクスギビングデーの最中に開店

by • November 13, 2012 • Latest NewsComments (0)1296

Black Friday Will Come Early This Year.

ハリケーン「サンディ」明けのニューヨーク。ようやくマンハッタンを中心に電力・交通網などインフラが復旧し、通常の生活が舞い戻ってきました。「サンディ」の入れ替わりにやって来た「アテナ」もこの時期最大の積雪をもたらした後は退散して・・平穏を迎えたいまはサンクスギビングデーを待つのみとなっております。

サンディの後にNYを純白の世界に包んだアテナ、 NJ州のマンチェスターでは最大で30cmも積もったんです。

(とはいえ、サンディの爪あとは予想以上に深く、大火事に見舞われたロッカウェイを中心にNY市内郊外のブルックリンやクィーンズの一部地域では今もライフラインが滞り避難所生活を強いられてる方々がいらっしゃいます。ニュージャージー州の住民の皆さまも、マンハッタンとNJをつなぐパス・トレインをはじめ鉄道網が完全復旧しておらず、混雑したバスでの移動を余儀なくされている状況です)

今年は年初から「財政の崖」の脅威が懸念され、かつ米景気の回復ペースもアクセル全開とはいえず、小売業界は例年にも増してホリデー商戦に向け気合いが入っておりますよ~。どれだけ本気かというと・・・通常はサンクスギビングデーの木曜日から金曜日へ時計の針が変わる午前12時に開店してきた小売店。今年はブラックフライデーを待たずに、サンクスギビングデーの晩餐の真っ最中、前倒しでオープンすることを決定しました。ウォルマートやトイザラスは、セール開始時間をサンクスギビングデーの午後8時に設定。ターゲットは午後9時からお店を開けます。

いやはや・・・百貨店をはじめ、お正月の三が日に小売店の営業を開始し始めた頃の日本を思い出します。今年は食文化だけでなく、ショッピングにまで日本化が進んだんですねぇ。家族そろって七面鳥を載せたテーブルを囲む晩餐の時間、今年は年に一度の大バーゲンのために切り上げなくちゃいけません。

 

さて、大型小売店の今年のホリデー商戦の目玉はといいますと。

ウォルマート
午後8時にドアバスターの幕が開くだけでなく、午後10時から午後11時は特に スペシャル・セールの甘~い果実を摘み取ることができます。以下の3アイテムは、店内にいるお客様が購入できるよう、在庫も十二分に用意しているとか。

・アップル iPad2 16GB:通常価格399ドル(3万1720円)→399 ドル(3万1720円)+75ドル(5960円)のウォルマート・ギフトカード、値引きなしでもギフトカードがついてくるんです。
・エマーソン 32インチ 720p LCD テレビ:通常価格309ドル(2万4570円)→148ドル(1万1770円)
・LG ブルーレイ プレイヤー:通常価格89-159ドル(7080円-1万2700円)→38ドル(3020円)

ターゲット
・32インチ HDTV :通常価格329.99ドル(2万6230円)→147ドル(1万1690円)
・Xボックス 360 キネクト :通常価格399.99ドル(3万1800円)→199.99ドル(1万5900円)
・ヌック シンプルタッチ Eリーダー: 通常価格119.00ドル(9460円)→49ドル(3900円)

伝統的にTVの大安売りを仕掛けるとともに、皆が欲しがる携帯端末も登場。

では、今年のホリデー商戦はどうなるのでしょう?

今年は9月後半からクリスマス・ツリーが販売されたので、気分は先取りしまくりでしたが・・。

全米小売業協会(NRF)が10月はじめに発表したホリデー商戦見通しによると、前年比4.1%増の5861億ドルでした。1人当たりですと749.51ドル(5万9600円)となります。前年比で4.1%という伸びは、なかなか好調に見えますよね。実はこの数字、リーマン・ショックの衝撃で立ち直りつつある2009年以来の低い伸びなんです。やっぱり「財政の崖」と緩慢な労働市場の回復が重しになっているんだ・・と分析したあなた。

別の調査では、こんな数字が出ました。

小売業の現場でヘッドをつかさどる、最高マーケティング責任者を対象にした調査。こちらによると、ホリデー商戦の既存店売上高は前年比で3.7%増でした。2011年の2.1%増をゆうに超え2007年以来、リセッション以前の強い伸びを達成すると見込まれています。

これと同じく頼もしい結果として、米11月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値は84.9となり、市場予想の82.9より強い数字となりました。それだけではなく前月の82.6を上回り、2007年7月以来の高水準を示現したのです。興味深いことに、NY在住のエコノミストによると、今回の調査期間は前半がハリケーン「サンディ」、後半は米大統領選に当たりました。それでも、年収7万5000ドル(596万円)以上の中高所得者層がセンチメントを引き上げたんです。足元でガソリン価格が下落するなかでは、ホリデー商戦の支えとなるに違いありません。我が家は去年Xボックスを購入しましたが、今年は薄型TVに狙いを定めますよ~。

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