May The Force Be With You.. EA Won The Star Wars Deal.
どうせなら、5月4日に発表してほしかったですねぇ・・・そしたら、「May The 4th Be With You(フォース/4日と共にあれ)」なんてシャレになったのに。
何かと申しますと、エレクトロニック・アーツ(EA)です。ディズニーと40.5億ドル(4010億円)で買収合意したルーカス・フィルムが送る不朽の名作映画「スター・ウォーズ」、こちらのゲーム制作権獲得で合意したんですよ。金額などの条件は明らかにしていませんが、EAは世代を超えて愛される映画のゲーム開発を一挙に引き受けるという、甘~い甘い果実を手にしたのです!どおりで、買収後にルーカス・フィルムのゲーム子会社ルーカス・アーツが「Star Wars: First Assault」と「Star Wars 1313」の2本のゲーム制作を中止を決定したはず・・。
ゲーム界の重鎮が、SF界のベストセラーのゲーム開発権を掌握!
名実ともにゲーム機、パソコン、携帯端末をはじめとしたゲーム開発に乗り出すことになったEA。実はすでにスター・ウォーズ関連のゲームを発表済みでした。ファンならご存知「Star Wars :The Old Empire」でございます。2011年に発表されたこちらルーカス・アーツとのライセンス問題上、苦肉の策として時代背景を帝国やら共和国の時代の遥か昔、旧共和国とシス帝国に設定してたんですよ。
制作費を明かしていませんが、アナリストは1億-3億ドル(99億円-297億円)とそろばんを弾いていましたっけ。声優だけでも1000人に及んだといいますから、EAの「スター・ウォーズ」への思い入れがひしひし感じられますね。ちなみにEAは7日に一時3%上昇し3月19日の高値に並んだ後は、失速しちゃいました。
EAが秘策に打って出た半面、ゲーム界の風雲児ジンガはどうかといいますと。
肝心のオンライン・カジノ事業進出が未だ不透明ですね。
ネバダ州をはじめデラウェア州、ニュージャージー州でオンライン・カジノが合法化され、4月30日にはネバダ州でアルティメテイト・ゲーミングが初めてサービスを開始してるんです。税収増加が期待できるなか、ABCが3日に伝えたところ、他に10州が年内での導入を検討中だといいます。米国ゲーム協会のフランク・ファレンコフ会長は、一連の動きを受けて「問題はいかに導入されるかではなく、いつから導入されるか、である」と発言。普及に向け、鼻息を荒くさせてますよ~。
アルティメイト・ゲーム、先陣を切ってネバダ州でサービスを開始。
オンライン・カジノ事業、ニューヨーク州立大学の企業法の教授であるジョセフ・ケリー氏の分析では、特にスポーツ賭博の実入りが大いに期待できるといいます。同教授によると、米国のスポーツ賭博市場は3800億ドル(37兆6200億円とされつつ、そのうち30億ドル(2970億円)程度しか合法化されていないんですって。ジンガがスポーツ賭博に参入すれば、業績回復が期待できそうですが・・・。
環境が整いつつあるのに、ジンガちゃんはといいますと。
オンライン・カジノへ進出するため2012年12月にはネバダ州で事業申請を行ったものの、4月24日の決算ではブラネシュ最高財務責任者(CFO)が、次の進展まで「7-8ヵ月かかる」と説明するだけでした。英国で同国カジノ大手Bwinと提携し2本のゲームを送り出した後は、具体的な続報が届いていない状況。ジンガは、早くフォースを注入しなきゃいけなさそうです。
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