Sony Unveiled PS4, It’s All About The Games Without Restriction.
前回の記事で、米国家安全保障局(NSA)および米連邦捜査局(FBI)が行っていた極秘個人情報収集プログラム「プリズム」をご紹介しました。いくら世論調査でアメリカ人がプライバシーよりもセキュリティを重視するスタンスが判明したからといって、彼らが個人情報を全開にしたいわけではありません。
マイクロソフトは10日、ゲーム見本市E3でキネクト付き「Xボックス ワン」を499.99ドルで11月に発売すると発表しました。そう、リビングルームでゲームだけでなくドラマや映画、テレビなど「Xボックス」ひとつで楽しめる画期的なコンソール。キネクトのおかげで、音声認識で呼び出しやジェスチャーの操作が可能なだけでなく人体の心拍数を感知するだけに、カウチポテト族(今でも使っていいんですかね)にはたまらない逸品ですね。
しかしアメリカでは、プライバシー問題に注目が集まっています。キネクトは電源オフあるいはゲーム中に一時停止にしないと、常にカメラとオーディオが作動したままとなるワケで・・・。つまり、あなたの動作をキネクトに監視された状態になりかねないんです。そういえば「プリズム」にマイクロソフトも参画していたと、ワシントン・ポスト紙が報じてましたよねぇ。
名作「2011年、宇宙の旅」をカバーしたビデオが、コミカルにキネクトの恐怖を説明。
同じ日の夜、ソニーはついに「プレイステーション 4」のベールを脱いだんです!!
もうひと言でいって、ゲームに集約したコンソール。IT専門情報サイトのコタクなんて、「ソニーがXボックスを打ちのめした!(Sony Just Smacked The Xbox One In The Mouth)」なんてタイトルをつけてレビューを報じてました。PS4はキネクトこそありませんが、これまでどおりゲーム中にインターネットに接続してなくとも続行してプレイできるんです。「Xボックス ワン」の場合は24時間ネットに接続していないと、1時間でゲームが遮断されてしまう欠点がありますから、山間部や戦地などネット環境が整備されていないところでは使えないんですよね。ソニーのゲーマーには安堵したどころか、拍手喝采で迎え入れられました~。
2時間以上に及ぶプレゼンの最後に飛び出した、気になる価格はというと・・・。
399ドル也!!マイクロソフトの499ドルを100ドルを下回りました。そう、iPhoneやらサムスンのスマートフォンより安い!!観客がどよめいたのは言うまでもありません。事前に予想を連呼していたウェドブッシュのアナリストさん、正解しましたねぇ~。
さらに。
当サイトのフェイスブックでは、5月29日に
「マイクロソフトのXbox Oneリリース後、ソニー幹部のツィッター・アカウントにゲーマーが#PS4NoDRM の波状攻撃!DRM(著作権管理、すなわちコピー禁止)を採用しないよう訴えるツィートは1万4000件以上も寄せられ、NBCなどメディアでも数多くの話題になっているとか。嘆願が開始されたゲームフォーラムNeoGAFでは、スレッドが105ページに達し46万7690人ものページビューに及んでいるんですって・・。」
とお伝えしてましたが・・・。ソニー、やってくれました!嘆願を聞き入れてDRMを採用しないと宣言したんです!!中古ゲームが楽しめるだけでなく、友達との貸し借りも可能で、飽きれば売ることもできます~。
もちろん、ゲームも充実~。スクエニからファイナル・ファンタジー15をはじめ、インフェイマス:セカンド・サン、シャドウ・フォールなどがPS4オンリーでプレイできるんでって。
プレゼン終了後、家人は狂喜乱舞して早速アマゾンへアクセス。まさかと思ったら・・・ちゃんと399.99ドルで事前予約が開始されてました!12月31日まで届かないそうですが(当時は見積もりで後にPS4発売開始日に変更)、店の前で行列に並ぶよりはいいでしょう。
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