For The First Time Ever : Developing Countries Combined GDP Is Overtaking The Rich.
米4-6月期国内総生産(GDP)改定値、市場予想の2.2%増に対して2.5%増でしたね。数字だけみると、強含みにみえます。エコノミストの評価はと申しますと・・。
BNPパリバのジュリア・コロナド米国担当主席エコノミストは、「
半面、9月のQE縮小を見込むJPモルガン・チェースのダニエル・シルバー氏も「4-6月期に予想外の増加を示した在庫投資は7-9月期に反動で鈍化する」と分析していました。早期のQE縮小に照準を当てながら、バラ色の未来予想図を描いていないんです。
アメリカ経済の回復が緩やかにとどまる陰で・・・100年に一度の未曾有の危機が先進国から途上国まで震撼させた2008年9月以降、世界経済の潮流は大いなる変化を遂げてきています。
認識はありましたが、まさかこんなに早くこの日を迎えようとは・・。
クォーツが国際通貨基金(IMF)の基準に則し推計したところ2013年、新興国・開発途上国を構成する約150ヵ国の購買力平価(PPP)ベースでの国内総生産(GDP)は44.4兆ドル(4364兆円)と、先進国34ヵ国の42.8兆ドル(4207兆円)を上回る見通しなんです。
先進国の代表であるアメリカ、新興国・開発途上国の親玉ともいうべき中国。それぞれ約30%のシェアをもつ両国を除いた場合はといいますと。
新興国+開発途上国の数が150ヵ国と先進国の約5倍であるほか人口も先進国を凌駕するだけに、合算したGDPでは大雑把過ぎるという方のために、こちら。1人当たりでのPPPベース・GDPでは、ご想像どおりガラリと様相を変えます。
新興国+開発途上国の1人当たりPPPベースのGDPは、7415ドル(72万8890円)だったんです。G7、ユーロ圏と一部の欧州、台湾、香港、韓国、シンガポールを含む先進国はといいますと・・・4万1369ドル(406万6660円)でした。
国の勢いと国民生活のレベルの違いに、愕然としますね。
Comments
今週の「北野誠のFXやったるで!」、シリアからFRB議長後任まで Next Post:
マイリーが予告?オックスフォードが追加した単語がスゴイ