The United States Of Shame : What’s The Worst Thing In NY?
日本でニューヨーク在住と申し上げると、大抵「カッコいい!」なんてもったいない感想をいただきます。
絵になる街だとか、ファッションの最前線だとか、金融のメッカだとか、愛を叫びたくなるような世界の中心だとか。いろいろなご意見をお持ちでしょう。実態は言うと臭いわ、地下鉄は来ないわ、ストリートを闊歩する人々は無礼だわ・・生活するにはなかなか根性のいる街であります。2週間くらい離れると恋しくなるのが、不思議なくらいです。
そんなニューヨークの「全米で最悪なコト」とは何でしょう?
NYはといいますと・・・ネズミ繁殖率ではないです。ゴミ排出量でも、ありませんでした。タクシーが捕まらない率のハンパなさは類のないほどですが、大抵の州ではタクシー会社に電話してから呼ぶ予約制ですから、統計から外れたのでしょう。
前置きが長くなりました。
ズバリ!「平均通勤時間」。30.6分なんですって。これで最悪なんて言われたら、日本の皆さまからお叱りを受けそうですが・・。
マップによると、「全米最悪」で逆に良い州もあります。どこかと申しますと、オハイオ。「最もオタクな州」ですよ?しかも基準が「1人当たりの図書館に通う回数、6.9回」だなんて、恥ずかしいというより誇らしいですよね!
予想通りの結果だった州は、カリフォルニアです。大都会で徹底した車社会とあって、「大気汚染」が全米で最悪た。ハワイが「生活費が最も高い州」だというのは、オドロキでしたね。だって消費税の水準も含め、NYが最悪だと予想していたんですもの。恐らくNY州はバッファローをはじめとしたアップステートを含むので、ハワイに軍配が上がったんでしょう。NY市なら、ダントツで最悪間違いナシですよ。
笑えない州といえば、ミシシッピです。成人肥満率が35.3%と全米ワースト首位を不動にするだけでなく、子供の飢餓率は31.9%、幼児死亡率は10.3%、家計所得は3万7095ドル(367万2410円)、15歳-19歳の出産率が1000人中71.9、性病感染率--いずれも、最悪なんです。
極寒のせいか「アルコール暴飲」で最悪だった州は、ウィスコンシンでした。映画「ラブ・アクチュアリー」で冴えないイギリス人が美女と大酒飲んで羽目を外した理由が、分かる気がします。その他「大学進学適正試験(SAT)最低スコア」はメイン、「コカイン消費量」だとコロラド、「ホームレス最長期間」はオレゴンと、なかなか見えて来ない州別の深い闇が垣間見れまるんですよ。全米いずれかの州を訪問される方、ぜひこちらで詳細をチェックしてみて下さい!
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