The Most Googled Word In 2014 Goes To..
12月もすでに半分終わり、2014年の幕が静かに下ろされようとしています。今年も、忘れられない出来事がたくさんありました。せっかくですから、「グーグル版、最も検索された言葉」を皮切りに、1年をざっと振り返ってみましょう。⇒以下は、筆者のひと言コメントになります。敬称は省略させていただきますので、ご了承下さい。
▽グーグル版:2014年に最も検索されたワード
1位 ロビン・ウィリアムズ
2位 ワールドカップ
3位 エボラ出血熱
4位 MH370
5位 アイス・バケツ・チャレンジ
6位 フラッピー・バード
7位 コンチータ・ウルスト(美人過ぎるヒゲ美女)
8位 ISIS
9位 アナと雪の女王
10位 ソチ冬季オリンピック
⇒並みいる強豪を退け、ハリウッドから世界に笑いを届けてくれた名俳優ロビン・ウィリアムズがトップに立ちました。
ソーシャル・メディア中で、死を悼む投稿がひっきりなしに流れていたのものです。
(出所:Brigitte Lacombe/TIME)
▽ボックス・オフィス版:興行成績ランキング
1位 ガーディアン・オブ・ギャラクシー 3億3249万ドル
2位 ハンガー・ゲーム/モッキングジェイ パート1 2億7800万ドル
3位 キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 2億5977万ドル
4位 LEGOムービー 2億5776万ドル
5位 トランスフォーマーズ/ロストエイジ 2億4544万ドル
6位 マレフィセント 2億4141万ドル
7位 X-MEN/フューチャー&パスト 2億3392万ドル
8位 ドーン・オブ・ザ・プラネット・オブ・ジ・エイプス 2億8,55万ドル
9位 アメイジング・スパイダーマン2 2億285万ドル
10位 ゴジラ 2億68万ドル
⇒なんといっても、今年はアナ雪でしょう!ハロウィーンのコスチュームでも大人気を博し、大人バージョンではセクシー・オラフまで登場する始末でした・・。
▽iTune版:ベストセラー・ソング
1位 ファレル・ウィリアムス 「Happy」
2位 ジョン・レジェンド 「All of Me」
3位 ケイティ・ペリー 「Dark Horse」
4位 ジェイソン・ダルーロ 「Talk Dirty」
5位 イギー・アザリア 「Fancy」
⇒大人から子供まで、口ずさむだけ微笑みがもれてしまう「ハッピー」が堂々1位。クラブ系サウンドやレトロ調ポップが圏外だったのは、意外です。
▽グーグル・プレイ:カテゴリー別、最もダウンロードされたアプリ
ソーシャルメディア:フェイスブック(Facebook)
健康・フィットネス:マイフィットネスパル(MyFitnessPal)
音楽:パンドラ(Pandora)
写真:フリパグラム(Flipagram)
娯楽:ネットフリックス(Netflix)
スポーツ:NFL Mobile(NFLモバイル)
旅行:トリップアドバイザー(Tripadvisor)
⇒フリパグラム、写真をつなぐだけで動画が作成できる便利なアプリはお誕生日パーティーや結婚式などで大活躍しそうです。
▽アマゾン版:売れ行きトップ5
1位 「The Invention of Wings by Sue」 Tom Rath
2位 「Gray Mountain」 John Grisham
3位 「All the Light We Cannot See」 Anthony Doerr
4位 「Twenty Seconds Ago (Jack Reacher, #19)」 Lee Child
5位 「Big Little Lies」 Liane Moriarty
⇒マイケル・ルイス著「フラッシュ・ボーイズ」は、20位と大健闘しています。残念ながら同じ時期に発売され、一時は「フラッシュ・ボーイズ」を抜いてアマゾン・ベストセラーで1位に輝いたトマ・ピケティ著「21世紀の資本論」は、その厚さもあってランク外でした。
▽タイム誌:今年の人
「エボラ出血熱と闘った人々」
(出所:TIME)
⇒他には史上最高のIPOを飾ったアリババのジャック・マー会長、ファーガソンのデモ抗議参加者、プーチン露大統領などが挙がっていました。
▽2014年生まれの赤ちゃんの名前、人気ランキング
1位 リアム(Liam)、エマ(Emma)
2位 ノア(Noah)、オリビア(Olivia)
3位 イーサン(Ethan)、ソフィア(Sophia)
4位 メイソン(Mason)、アバ(Ava)
5位 ローガン(Logan)、イザベラ(Isabella)
⇒女の子の名前は全く変わりませんでしたが、男の子の名前は5位にローガンが初めてランクイン。2013年の5位は、ジェイコブ(Jacob)でした。映画「Xメン」シリーズ最新作の影響でしょうか?
▽ノーベル賞
・物理学賞:赤崎勇(日)、天野浩(日)、中村修二(米)
・化学賞:エリック・ベツィグ(米)、ウィリアム・モーナー(米)、 シュテファン・ヘル(独)
・生理学賞: ジョン・オキーフ(米・英)、マイブリット・モーセル(ノルウェー)、エドバルド・モーセル(ノルウェー)
・文学賞:パトリック・モディアノ(仏)
・平和賞:マララ・ユサフザイ(パキスタン)、カイラシュ・サティーアーティ(インド)
——他にヘッジファンドに最も人気のある銘柄として、こんなランキングもありましたね。2014年の午年とは、ウィキによると草木の生長が極限を超え、衰えの兆しを見せ始めた状態を表すといいます。米株パフォーマンスは、その意味の通り下半期にボラティリティの上昇を迎えました。
2015年は、どんな年になるのでしょうか。ショーペンハウエルいわく「運命がカードを混ぜ、われわれが勝負する」。心の底から納得できる勝負とするために、年末の間に態勢を整えておきたいところです。
(カバー写真:Musiclipse)
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