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米北東部に大雪警報、FOMCは大丈夫?

by • January 25, 2015 • Latest News, NY TipsComments Off6420

U.S. East Coast Is Ready For A Historic Snowstorm Right Before FOMC.

米北東部は週明けから、冬の嵐”ジュノ(Juno)”が豪雪をもたらす予報となっています。すでに25日の段階でアメリカ国立気象局(NWS)はニューヨーク市の26日午後1時から27日の朝まで警報を発令しており、ワシントンD.C.でも注意報を出しています。

NY市のビル・デブラシオ市長が「過去最悪となる恐れがある」と呼びかけたように、ニューヨーク市での積雪量は20−30インチ(50.8—76.2cm)となる見通し。スーパーボウル進出と”デフレートゲート”に揺れるニューイングランドでも24インチ(約70cm)、一部では最悪の場合3フィート(91.44cm)に及ぶとされており、27日朝の出勤時に著しい混乱が予想されます。またサンクスギビング・デー当時のように、停電に見舞われるケースもありそうです。

70cm以上積もった2006年には、スキーで通勤する姿も。
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(出所:Frances Roberts/The New York Times)

空の便にも、すでに影響が表れています。デルタ航空が26日にフライト予定だった600便の欠航を決めたほか、アメリカン航空やジェットブルー、サウスウェスト航空も相次いでキャンセルさせていました。JFK空港のほかニュージャージー州、マサチューセッツ州ボストン、ペンシルベニア州フィラデルフィアなどの空港が悪天候の影響に直面する見通しです。

気になるのは、27−28日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)。2014年に大寒波と積雪に見舞われた当時ですら無難に開催していましたので、1888年や1951年当時のように30インチ(76.2cm)の積雪量をもたらす猛吹雪が襲って来ない限り恐らく大丈夫でしょう。何より地区連銀総裁の投票メンバー入れ替えで2014年と異なりハト派が優勢となる今年、どのような変化が表れるか注視されます。

(カバー写真:David Handschuh/Yahoo News)

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