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米新規失業保険申請件数、リセッション後の最低に接近

by • April 2, 2015 • Latest News, NightlifeComments Off1161

Jobless Claims Near Post-Recession Low In The End Of March.

米新規失業保険申請件数は、3月28日週に26.8万件となり市場予想の28.5万件を下回った。前週の28.8万件(28.2万件から修正)から減少。2週連続で減少した結果、1月24日週(26.7万件)につけたリセッション後で最低に迫る。米労働省は、今回の結果について特殊要因を挙げていない。4週平均も28万5500件と、前週の30万250件を下回り2月14日週以来の水準へ減少している。

米新規失業保険申請件数、ヘッドライン・4週平均そろって大台割れ。
initial claims
(出所:DOL)

3月21日週までの継続受給者数は232.5万人となり、前週の241.3万人(修正値)から減少した。リセッション後で最低を更新している。継続受給者の比率は前週まで11週連続で1.8%を経て、1.7%へ低下。こちらも、景気回復サイクルで最低を示現した。州別での新規失業保険申請動向をみると、増加が目立つ州はテキサス州で2035人増、オクラホマ州も429人増、ネブラスカ州も396人増と石油生産で知られる州が顔をのぞかせたほか、アリゾナ州やロードアイランド州も名を連ねた。減少した州はテネシー州で3589人減と、前週の増加分を相殺。その他カリフォルニア州で2535人減、ペンシルベニア州も1692人減、ミシガン州も1555人減、メリーランド州も609人減だった。

BNPパリバのデレク・リンゼー米エコノミストは、結果に対し「労働市場はリセッション前の水準に落ち着き始めており改善歩調を続けるだろう」との見解を寄せた。

——労働市場は春先にかけ、大幅に減少しました。ゴールドマン・サックスの予想米3月ADP全国雇用者数と裏腹に、力強さを示します。3月から5月にかけ米雇用統計をはじめ労働指標が一段と改善した場合は6月利上げ観測が頭をもたげそうですが、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が3月27日の講演で長期的に持続的な水準(NAIRUを意味していると考えられます)をしばらく下回る必要性に言及していた点には、留意しておくべきでしょう。

(カバー写真:COD Newsroom/Flickr)

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