2 Explosions At Boston Marathon
オリンピックに次いで歴史を誇る、ランナーの聖地ボストン・マラソンが15日開催されました。ところがレース開始から約4時間後、ランナーが続々とゴールするなか爆発事件が発生。ボストン・グローブ紙オンライン版が最初に伝えており、NY午後3時47分時点でNYポスト紙は死者12名と報道、ABCではボストン警察の発表をもとに2名が死亡、負傷者は23名と報じております。
※ボストン・グローブ紙によると、NY時間午後10時45分現在で死者3名、負傷者140名以上。NYポスト紙は、「12名」とする記事を撤去していますので、恐れ入りますが訂正させていただきます。
最初の爆発はフェアモント・ホテルのロビー、2件目は歩道で発生。またボストン・グローブのライブログがNBCの報道を元に伝えたところ、ひとつは小型の手製爆弾が原因でした。
Runner’s Worldのツィートから。カバーはThe Atlanticからです。
現状でボストン市警当局は手製爆弾による爆発という事実を突き止めていますが、テロの犯行かどうかは不明。仮にアルカイダ系のテロであれば、さらに下値を拡大するリスクが高まります。
ボストン市警は、ツィッターで死傷者を発表。
マーケットの側面からみると
1)S&P500 は1600p、ダウ平均は15000ドルとザラ場・最高値更新後に節目に接近
2)米中指標の鈍化を確認
3)中国の鳥インフルエンザ蔓延
4)北朝鮮の脅威
以上の4点から調整ムードが台頭してきたこともあり、ダウ平均は14000ドルを試すリスクが出てきたとみられます。
巳年には歴史に残る大事件が発生しやすいといいますが、遺憾ながら今回の事件で実証しつつあるのかもしれません。
NY市警は、今回の事件を受けて警備を強化すると発表しました。
マラソンは今後、世界5大会の一角を成すロンドン(他はボストン、NY、シカゴ、ベルリン)で来週21日に行われるほか、NYでは5月18日にブルックリン・ハーフマラソン大会を予定します。前週の12日には「ジャパン・ラン」がセントラル・パークで開催される予定。当方はブルックリン、ジャパン・ランどちらにも出場予定ですが、今後大会が影響が出るのか固唾を呑んで見守るしか出来ない状況です。
しかし、人間が為すことには法則性があるのでしょうか。1993年4月19日にカルト宗教集団自殺で終幕を迎えたウェイコの悲劇、1995年4月19日のオクラホマ連邦ビル爆破事件、1999年4月20日のコロンバイン高校銃乱射事件、2007年4月16日のヴァージニア大学工科大学銃乱射事件と、7日以内に集中して人為的に引き起こされているんです。
型通りの表現で大変申し訳ありませんが、被害者の方々には心からお悔やみを申し上げるとともに、駆け出しランナーとして関係者の皆さまには心よりお見舞いいたします。
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【追記】NY市は厳戒態勢のなか、複数の場所で不審物を発見