‘Moto X’ Will Make Your Smartphone More Personal.
グーグル傘下のモトローラ、満を持してスマートフォン「Moto X（モト X）」を1日に発表しました。
スクリーンは4.7インチ。HTC「One」と同じサイズですから、私のような女性の手の平だと両手打ちがマストな大きさです。ライバルのiPhone 5は4インチ、サムスン「ギャラクシーS4」は4.99インチですね。
重量は130g。ギャラクシー4Sと同じで、iPhone 5の112gよりちょっと重い。Oneは143gでした。
カメラは720ピクセルですから、iPhone 5の640ピクセル以上です。ただしOneとギャラクシー4Sの1080ピクセルには届きません。他の詳細は、ザ・ヴァージでチェックしてみて下さい。
4大特徴はといいますと。
1）あなた好みで選べるカスタマイズ・デザイン
正面は白か黒の2色のみですが、背面は18色から、よりどりみどり。ボリューム、ロックボタン、カメラの縁取りまで、オリジナルの一品が出来上がります。組み合わせは2000通りといいますから、個性を演出したいあなたにはピッタリですね。気に入らなければお買い上げから14日以内に交換可能というから、ありがたい。
ナチュラル派のあなたには、目に優しい木目調もまもなく登場。
2）何でもボイス・コマンド
電話、テキスト、ネット検索、目覚まし時計の設定、スケジュール管理などなど、あなたの命じるがままに作動します。パーソナル・アシスタントのSIRIと違うのは、「OK、Google now」と話しかければいつでも機能すること。両手がふさがっているときには、便利ですね。
使い方は、ビデオをチェック！
3）今どき珍しいアメリカ製
もちろん世界各国から部品を集めておりますが、最終的な部品組み立てはアメリカなんです。ケースの裏の文字Made in USAがまぶしいほどです！
4）カメラの起動は、手首でフリップ
決定的瞬間を撮影しようと思って、アプリを起動できずにくやしい思いをしたあなたに朗報です。携帯を振るだけで、カメラを立ち上げ一生モノの思い出を写真に収めることが可能になります。
Moto Xは8月末か9月初めにAT&Tでのみ発売となり、16GBは2年間契約で199ドル（1万9700円）、32GBは249ドル（2万4650円）になります。ベライゾンやスプリントなどでも販売を予定しておりますが、発売当初はカスタム・デザイン不可などAT&Tと差別化される見通しです。日本での発売は、まだ未定なのが残念ですね・・。
Moto Xが加わり、ますます裾野が広がるアンドロイド。携帯端末市場でのシェアをみると・・アンドロイドは4－6月期末に80％を掌握するにいたりました。対するアップルのiOSは14％と、2010年4－6月期以来で最低に落ち込んでおります。反対に3位のマイクロソフトは4％へ伸ばし、3年ぶりの水準へ引き上げてきました。
調査元のストラテジー・アナリティックスは、マイクロソフトが携帯製造メーカーに課す高額なライセンス料と高品質チップセットとの対応遅れなどが解決すれば、近い将来アップルを抜いて2位に踊り出てもおかしくないと指摘しています。アンドロイドが独壇場のスマホ市場、2位以下の争いは激しさを増すことになるんでしょうかね。
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