Yellen Sworn In As Fed Chair, While February Started In Red.
1月アノマリーに従えば、年足もマイナスで引ける確率は71%。2月はまるでアノマリーに忠実に従うかのようにS&P500が1933年以来、ダウ平均は1982年以来、ナスダックは過去最大の下落率で取引を終えてしまいました。
2月は今後、どうなるのでしょうか?
CNBCが教えてくれます。
1971年以降、S&P500が1月にマイナス引けした場合、2月が陰線引けする確率は72%。平均で2.4%下落するといいます。ダウ平均の場合は65%、ナスダックなら57%なんです。
2月といえば、1年でのパフォーマンスが弱い月でもあります。ダウ平均のメドは15%安との説もありますが、S&P500は200日移動平均線が近い1700p付近を目指す余地が出てきました。仮に米1月雇用統計が冬将軍のいたずらで不振な結果になれば、危険水域に突入する場合も想定しておきたい。ひとまず、マーケットは11日に議会証言でFRB新議長として正式にデビューするイエレン氏の手腕を試すことになるのでしょう。あの時からサインを送り始めた市場に対し、イエレン新FRB議長はどのような手綱捌きを見せつけるのか。手に汗握る展開が続きます。
(カバー写真 : TheConversation )
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