ヤフー・ニュースをぼんやり眺めて、はたと我に返りました。「米国版:職探しに最悪な都市」ランキングが発表されていたのです。日本でも、すでに話題になってましたかね。
では早速参りましょう。以下、すべて2010年10-12月期における1000人単位での年収5万ドル以上の募集件数です。※なぜか3位が省かれてますが・・忠実に再現しておりますので、悪しからず。
5位:カリフォルニア州リバーサイド
1000人当たり、16件
カリフォルニア州南部の都市。映画産業や大学が多い。
5位:ケンタッキー州ルイスビル
1000人当たり、16件
ケンタッキー・ダービーの開催地。ヤム!ブランドの本社所在地。
4位:フロリダ州マイアミ
1000人当たり、14件
S&Pケースシラー住宅価格指数のワースト5位の常連。
↓住宅市場の打撃にもだえるマイアミ。レブロンくらい、のしつきであげますとも!
2位:ニューヨーク州ロチェスター
1000人当たり、11件
NYというより、オンタリオ湖に近い。元ゼロックス、現在でもコダックの本社所在地。NY州の都市としてはNY市、バッファローに次いで3番目の規模を誇る。
2位:ニューヨーク州バッファロー
1000人当たり、11件
ロチェスター近くにある、五大湖のひとつエリー湖に近い。NY州の都市としてはNY市に次いで2番目の規模。かつては鉄鋼都市として繁栄。
↓個人的には、映画「バッファロー66」の印象がキョーレツ。
そして市民泣かせの都市はというと!!!
Drumroll・・・・・・・・・・・・・・
1位ルイジアナ州ニューオーリンズ
1000人中10件
ジャズの発祥地として名高いほか、ケイジャン料理・クレオール文化で知られる。2月頃開催される祭典マルディ・グラは、あのブリトニー・スピアーズも参戦するほど大人気。2005年夏に直撃したハリケーン「カトリーナ」の被災地として、あまりにも有名。観光地として名高いだけに、その衝撃は計り知れない。
↓ブリちゃん、出身はルイジアナ州ですからハリケーン直後の2006年に地元興しで大活躍!
ちなみに職探しに便利な都市は、カリフォルニア州サンホセで126件。むべなるかな、IT関連がホットストックとして注目されていたように、シリコン・バレーのGeekさんたちには、職探しが容易になっているんですな。確かに2日公表のベージュブックでも、
企業活動について
「非金融サービスでの活動の強まりを確認した。ボストン、フィラデルフィア、そしてサンフランシスコはIT分野での売上の前進を報告した」
賃金インフレについて
「賃金インフレ圧力は全ての地区連銀にわたって、最低限にとどまったものの、ダラスとサンフランシスコでは、ほとんどの賃金上昇は特殊技能の分野でみられたと報告した」
IT関連の企業活動はイケイケ、そしてIT関連の賃金も上昇ってことで、スマートフォンやタブレットのサービス拡大、そしてクラウド関連を中心に絶好調なんですね~。
ちなみに2位には米連邦政府のお膝元のワシントンD.Cで116件.、3位には防衛関連の雇用が多いメリーランド州ボルティモアが登場してました。やはり政府系は強し・・・公務員だった父の言葉を思い出します。
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