Amazon ‘Echo’ Can Be Your Butler, Not Just A Personal Assistant Like Siri.
アマゾン、7−9月期決算では巨額の赤字を垂れ流したのは理由があったんです。
6日、「エコー」を発表しました。漆黒のシリンダー型デザインは、アップル「Mac Pro」を円筒形を彷彿とさせます。機能そのものも、iPhoneのSiriを連想させるに十分です。「Siri」の代わりに「アレクサ(Alexa)」と呼びかければ質問に応じニュースをはじめお天気、イチオシの音楽などあらゆる情報を検索してあなたに伝えてくれるのですから。
7つのマイクを内蔵するため音楽が流れていても、あなたの声に反応します。
(出所:Brandchannel)
検索機能だけでは、ありません。これまでアマゾンといえば、クリック1つでお買い物ができることが特徴として挙げられていましたよね。そこは未来を見据えるアマゾン、2014年が終焉に近づくいま「ノークリック」でのショッピング体験へ一歩近づけています。「エコー」なら、台所で料理しながらでも、お買い物リストを作成できるのですよ!単純なメモのほか目覚ましや音楽プレーヤーなどの機能も備え、まさに一家に一台「執事」の貫禄すら漂わせます。メイちゃんもビックリでしょう。
もちろん、あなたのスマホでも操作が可能。結婚記念日にロマンティックな音楽でムードを高めるなんてことも、簡単に演出できます。小さなボディなのに、賢くて大助かりですね。
お値段は、199ドル(2万3000円)也。ただし、プライム会員は限定期間のみ99ドル(1万1400円)ドルでお買い上げできます。気になる発売開始日は、残念ながら明らかにしていません。選ばれた者のみ数週間後に予約が可能とだけ表記されており、焦らし作戦に打って出ています。この辺りの戦略は、グーグル・グラスにヒントを得たのでしょうか。
業界にサプライズを巻き起こした「エコー」、アマゾンの救世主として業界にその名を轟かせるのか、注目ですね。
(カバー写真、動画:Amazon)
Comments
ドラギ総裁、必要な場合の追加措置で「全会一致」と明言 Next Post:
米10月雇用統計、賃金は期待に反し伸び悩み