Juno Wraps NYC With Snow, Shuts Down The City.
一夜明け、ニューヨークは非常に静かな朝を迎えております。
午前4時頃に交通規制が解除され、ニュージャージー州とNY市をつなぐホーランド・トンネル、リンカーン・トンネル、ジョージ・ワシントン・ブリッジなどは利用できる状況。とはいえ、ニューヨーク市の地下鉄およびバスなど公共機関の交通網はマヒしたままです。
MTAなどは、午前中にサービスを再開する予定と発表済み。ただし、日曜スケジュールでの運行となるようです。
ジュノが思いがけなく、ニューヨーカーに雪景色と休日をプレゼント。
おかげで、CNBCで看板番組を持つジム・クレイマー氏も今朝はニューヨーク証券取引所の生中継に出演できず。ニュージャージー州にある本部からの出演となっていました。米12月耐久財受注や米12月新築住宅販売件数の発表に若干の遅れが出ると事前に通知があり、ワシントンD.C.にも影響が及んだことが伺えます。
ベッキー・クイックの後ろには、除雪トラックが。
(出所:My Big Apple NY/CNBC)
積雪量はセントラル・パークで19.8cm、ラガーでィア空港周辺では25.4cm。
(出所:My Big Apple NY)
ジュノがもたらした雪で、マンハッタンを中心に白いカーペットを敷き詰めたかのようです。
セントラル・パークは幻想的で、ロマンチッック。
(出所:Heather Timmons/Twitter)
普段は黒山の人だかりなタイムズ・スクエアでも、雪夜はこの閑散っぷり。
(出所:Anthony Quintano/Twitter)
チェルシー周辺、午前7時は人っ子一人見当たらず。
(出所:K.T/Facebook)
オレンジ枠が駅への出入口、雪かきする男性しかいません。
雪はまだ降り続けており、本日の午後までやみそうにありません。レストランや商店といった小売業、デリバリーなど配送関連に影響が及ぶこと必至です。ただアメリカ国立気象局が警告したような”過去最悪”の積雪には、ほど遠い。結果、ツイッターを通じ気象局の責任者が謝罪せざるを得なくなっていたんですね。天候事情ばかりは予報が難しいので、致し方ないでしょう。ハリケーンといいブリザードといい、You Can’t Be Too Carefulでございます。
(カバー写真:Carlo Allegri/Reuters/Daily News)
Comments
アメリカ発、コインベースがビットコイン取引所を開設 Next Post:
米12月耐久財受注、10−12月期GDP予想の下方修正促す