Google’s Brand New Logo Takes Twitter By Storm.
グーグル、市場の乱高下を経てもどこ吹く風。4−6月(第2四半期)決算後に開けた窓を埋めた後、再び上昇気流に乗っています。株価が好調な半面、ここのところ巷では検索エンジン最大手らしからぬ決断で興味本位な噂のターゲットに。創設した持ち株会社の名前をアルファベットと発表した当時も、大いに話題を集めましたよね。
9月1日に刷新したロゴにも、世界中から熱い視線が注がれています。
セリフ体(Catull体)のフォントをサンセリフ(ゴシック)体に変更し、携帯端末をはじめあらゆるウィンドウで明確に表示できるように改めました。親しみやすさを込めたというこのロゴ、最後の「e」にご注目。ちょっと跳ねてますよね?
これがツイッター民の間で、大いに物議を醸しているのですよ!
(出所:First Post)
笑顔をイメージして「e」のみを傾かせたにも関わらず、OCD=強迫神経症の方々には不安を覚えざるを得ないのだとか。あなたも、心がザワザワしましたか?
もうひとつは、あのロゴとの類似性。
アドウィークいわく、末尾の「e」の跳ね具合はハイネケンからインスピレーションを得たと認めているんですって。本家のビール会社、ツイッターでの返しが大人ですねぇ。
(出所:Heineken NL viaTwitter)
ちなみに、アドウィークに登場したブランド・コンサルティング会社ランドー・アソシエーツのアレン・アダムソン北米会長は、グーグルの新たなロゴに対し「企業カラーを削ぎ、より子供心に立ち返ったようでIT企業らしくもあり、馴染みやすさを与える」と手放しで評価。さらに「静的なアイデンティティというより、そこには躍動がある。視覚と音を結合させる手法だ」と大絶賛の勢いを止めません。
漸く取り下げを決定した東京五輪エンブレムも、せめて「インスピレーション」を受けたデザインを公表していれば良かった?
(カバー写真:Google)
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