NYC Half Marathon, 29F and We did it!!
3月17日、ワタクシ遂に初のニューヨーク・シティ(NYC)ハーフ・マラソンを完走してきました。ごくごく個人的に初めてというだけでなく3月11日の翌週、さらに1月17日と日にちが重なるので、筆舌できないほど感慨深いレースとなりました。
NYCハーフマラソンは、2012年10月末にNY市をはじめ米北東部を容赦なく直撃したハリケーン「サンディ」以後、初めてマンハッタンでの公式マラソンとなります。今年はNYシティ・マラソンが開催48時間前に前代未聞となる中止を余儀なくされた結果、参加者には2013-15年の間のNYシティ・マラソン、あるいはNYCハーフマラソンの出場権を選択できるようになったんですよね。約600人がNYCハーフマラソンを選んだため、抽選が例年になく厳しいものとなりました。それなのに、ビギナーズ・ラックで当選してしまったワタクシ・・。運命的(すいません、ホントに個人的な気持ちです)に2012年12月に出場権を得てからは、週に3回5km、8km、10kmを走り始めたんですよ。
NYCハーフマラソン、今年はセント・パトリック・デーと重なるなか1万4800人が出場。
前夜の午後9時に就寝して、当日は午前3時半に起床。家人も叩き起こして朝ごはんを作ってもらったらE線に乗って目指すはセントラル・パークです。午前5時半過ぎに到着して、2時間も公園で凍える羽目になってしまいました・・。次回出場のチャンスに恵まれたら、午前7時に到着するようにします。特に気温が氷点下のときは、身体へのダメージが大きいですから。今年の優勝者でロンドン五輪の銅メダリストであるウィルソン・キプサング氏〔ケニヤ出身)などは、寒過ぎてタイムが落ちたとボヤいていたほどです。とはいってもさすがキプサング氏、21kmを1時間1分2秒と驚異的なスピードでしたけどね。ちなみに優勝者には、男女それぞれ2万ドル(192万円)が贈呈されます。
CNNの掲示板は、29F(摂氏マイナス1.7度)を差していました。
前日は雪に見舞われ霜が降りた地面、凍てついた木々で寒さが伝わりますか?
コースは以下の通りです。
写真に収められなくって残念でしたが・・・パークを抜けてタイムズスクエアを走るときに、アドレナリンが身体中を駆け抜けて沸点を点く大興奮が襲ってきましたよ!気分は、映画「バニラ・スカイ」のトム・クルーズ☆ええ、周囲に人がいようが関係ありません!あの7th アベニューを疾走する快感は、出場料120ドル程度じゃ安いくらいです!!
一番つらかったのは、ゴール前のバッテリー・パーク・トンネルでした。そうです、ハリケーン「サンディ」で水没したあのトンネルです。入口は下り坂ですが、出口は坂道なんですよね~。根性坂とでも呼びべき最後の関門で、ワタクシ吐き気に襲われましたもん。最後の最後で、くじけそうになる鬼門です。
1時間46分8秒です!時計をはめず手ぶらだったのでほぼタイムが分からない状態でしたが、目標2時間を達成できました!!それもこれも、朝ごはんどころかレース直前も、レース1週間前にもご飯作りで私をサポートしてくれた家人のおかげです。家人はスタート地点とゴール地点でランナー熱にほだされたらしく、帰宅してからこんなビデオで研究を始めましたから、来年できれば2人で参加したいです~。
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