サンクス・ギビングデーでお会いしたアメリカ人の女性から、おもしろいお話をうかがいました。 パリ在住の皆さま、あるいはおフランス滞在歴のある方々、偏見が混じっていたらごめんなさい。あくまで一人の女性から聞いたお話なので、流して下さい~。
ストロベリー・ブロンドの髪を無造作に束ねつつ、小柄で細身とガーリーなシルエットを否定するかのように、赤いルージュを引いた女性が、テーブルの向こうから話しかけてきたのです。彼女のお父様が日本でお仕事されていた経歴をもっていたせいか、子供の頃から日本の品々に慣れ親しんできたものの、特に日本人のお友達もいなかったようなので、興味をもたれたんでしょうね。
↓パリにはまだ足を踏み入れことはありません。1月に行く友達についていきたい!
アメリカ以外では、ドキュメンタリー・フィルム制作に従事する事情から、ロンドンとパリで生活したことがあるという彼女。パリでの生活は2008年の秋に終止符を打ったとか。パリ生活が懐かしいのかと思いきや、NYに帰ってきて、かなりホッとしたといいます。なぜなら。
ちょっとしたお出かけにも、きちんとした身なりが必要とされるから。
日本人の女性もコンビニに出掛ける時でさえ、きちんとお化粧をする方がいらっしゃるかと思いますが・・。キャップをかぶってカジュアルな装いでコーヒースタンドに出掛けた際、テイクアウトを所望すると怪訝な顔をされたんだそうです。彼女はNYや他の米国の都市でやるように、何の意図もなくストリートを歩きながらコーヒーを味わいたく、テイクアウトを頼んだですよね。
しかしおフランス、パリではちょっとしたカフェでもその場で飲まないことは「この場所がコーヒーを飲むのにふさわしくない」という動かぬ証拠になってしまうそうで。挙句の果てに、彼女がキャップを頭に乗せた軽装だったことも災いして、「何度か同じ店に通ってテイクアウトって言ってたら、そのうち無視されるようになったわ」と苦笑しておりました。
↓パリでは、小粋にストリートで紅茶をすすってみた~い。
その後、彼女は学習してテイクアウトは極力控え、NY生活でいるよりきちんとした身なりを心かげるようにしたそうですが・・・。こうしたいきさつを受け、ちょっとした文化の違いで相手に不快感を与えないか、軽いトラウマになってしまったんですって。なので、フィルム制作が終了しNYに帰国できると分かったときは、深い安堵を感じたといいます。
そういえば、米国で最もリッチ+パワフルなエンターテイメント界の女王オプラ・ウィンフリーも、ノーメイクとスウェットといういでたちで営業時間外のエルメスに入店しようとした際、断られましたよね。営業時間外の入店はセレブの特典で恒例行事だったことから、当時オプラは「エルメスはクー・クラックス・クランなの!?」と怒りを爆発。エルメス側も謝罪状を発表する異例の事態となりました。いくらお金持ちで有名人でも、おフランスでは皆さまお召し物に気をつけましょう。
↓エンターテイメント界の女王オプラ。ノーメイクじゃ、気づかれないでしょ・・。
逆にNYに戻って、くだんの女性がため息をつくことも。パリではフィルム・ディレクターと言えば、芸術の街なだけにちやほやされ羨望かつ尊敬のまなざしで熱く見つめられたそうです。しかし金融と資本主義を体現するNYでは、一文なしと鼻であしらわれることが多いとか。所変われば品変わる。得るものもあれば、失うものもあるというわけですね。
Comments
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ブルックリンと言えば・・・ミランダ♪
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saw81210さん、ハジエマシテ(*'-'*)/ペタありがとです&初コメです☆ saw81210さんのブログ面白くて実はチョット前から更新、楽しみにてました(笑)前にペタしたけどわかりました? 趣味合うなって思ったからんですけど、良かったら仲良くしてくださいネ(*/∇\*)よく見たらご近所さんみたいだしね^^ アメブロよりもモバログの方をメインでやってるんでよかったらモバログの方のブログも見てみてね*^^* 私のプロフ載せておくので、そこからモバ友申請できます*^^b モバ友には私の連絡先とか日記とかも見れるようにしてあるから見てみてね(≧∇≦) できればモバログでメッセしてもらえると嬉しいです*^^* プロフィールから直接連絡できるようになってるよ^^/☆ それじゃ待ってるね♪