The Most Honest City In US Goes To…
今年もやって参りました、「正直者チャレンジ」。そう、コカ・コーラ傘下の有機栽培お茶ブランド「Honest Tea(オネスト・ティー)」が調査する全米正直指数が発表されたんです〜。
カラクリは例年と同じく、「オネスト・ティー」のボトルを並べたブースをあえて無人で設置。「1本1ドル」の札をつけた瓶を横に添え、ボトルを取っていった人々がきっちり1ドルを払っていくか調査します。全米50州・61都市で展開しただけでなく、今回は初めてフェイスブックを通じオンライン調査も実施しました。「オネスト・ティー」1本分のクーポンを無料で進呈する代わりに、広告ではない啓発的な3つのメッセージのうち1つ選んで投稿するよう依頼したんです。おかげで、サンプル数は2万8000人に増えたといいます。2012年当時より、格段にスケールが大きくなりました。
都市別の正直指数、ベスト5は以下の通り、パーセンテージが同じの場合は四捨五入前の数字と判断されます。
1位 ハワイ州ホノルル 100%(2年連続)
2位 コネチカット州マンチェスター 99%
3位 ニューヨーク州レイクジョージ 99%
4位 テネシー州ナッシュビル 99%
5位 アリゾナ州バーミンガム 99%
ワースト5位は、こちら。
1位 ロードアイランド州プロビデンス 80%
2位 ミネソタ州ミネアポリス 81%
3位 ニューヨーク州ロングアイランド 86%
4位 ワイオミング州ミルウォーキー 87%
5位 アイダホ州ボイジー 88%
ニューヨーク州ニューヨークは61都市中で37位、93%とビミョーな位置でした。前回80%でワースト1位だったワシントンD.C.は面目躍如を果たし、95%へジャンプアップしています!政界関係者が集まる首都で不正直者が最も多いだなんて、シャレになりませんものね。
州別のトップ5は、こうなっています。
1位 アラバマ州 98%
2位 アラスカ州 98%
3位 ハワイ州 98%
4位 テネシー州 98%
5位 アーカンソー州 97%
州別のワースト5は、ご覧の結果に。
1位 ロードアイランド州 83%
2位 ミネソタ州 85%
3位 アイダホ州 88%
4位 モンタナ州 89%
5位 マサチューセッツ州 90%
ニューヨーク州は州別でも93%で35位と、どっちつかずでしたね。アラスカ州以外、温暖な気候に恵まれた州が上位を占めております。
外見別では、ブロンドが1位。最下位が黒髪だなんて、いろいろと考えてしまいますねぇ・・。
男性VS女性では、女性が95%と男性の93%を上回っていました。
子犬派VS子猫派では、子犬派に軍配が上がり98%で子猫派は95%。
星座別では、さそり座がトップで96%。最下位は乙女座で95%となっています。同じ数字の場合は、アルファベット順ではないため州別と同じく四捨五入別でランク付けしたと想定されます。
個人的にツボにはまったのが、リレーションシップ別の結果です。一番正直だったのは、「別居中」で100%と完全勝利なんですよ。2位は「離婚歴アリ」で98%、3位は「恋人がいる」、4位は「複雑な状態」でそれぞれ96%。5位の「既婚者」と6位の「シングル」が95%で・・・そう、一番幸せと想像される「婚約中」が最下位の94%だったんですね。心に傷を負った者ほど正直になれるのでしょうか。
全米の正直者指数は95%と、92%から上昇していました。2013年夏といえば。ちょうどテーパリング観測で金利が上昇していただけでなく、債務上限引き上げ交渉こう着前夜でしたよね。翻って今年は長期金利が低水準を維持し株価も好調、政府機関閉鎖のリスクにもさらされておらず、精神的な余裕が違ったのかもしれません。
(文中写真:全てHonest Tea、カバー写真 : askmen)
Comments
自動車差し押さえ率、4−6月期に急伸 Next Post:
米7月中古住宅販売成約件数、低金利を背景に前月分のマイナス打ち消し