Go Dance And Sweat Before You Work!
ニューヨークでのクラブ遊び、金融危機後に真夜中からブランチへ時間をシフトしてきました。
今となっては、早朝まで前倒ししてきております。
デイブレイカー(Daybreaker)とは、朝6時から9時までのクラブ・イベント。夜遊びの不健康さは微塵もなく、午前6時からの入場者は1時間のヨガ・レッスンを受けられるというから清々しい。ダンスするのにヨガ持参は面倒と眉をひそめたあなた、ご安心あれ。ナイキなどスポンサーが提供してくれるので、心配無用です。
出勤前の時間帯ですから、アルコールは販売せず。コーヒーすら置いていなくて、ココナッツ・ウォーターをはじめとした水のみだといいますから徹底でしてますね。
マンハッタンでは6月8日から12日まで「デイブレイカー・ウィーク」を展開しましたが、25日にはブルックリンに場所を移します。チケット料金はヨガ付きで40ドル(約4920円)、ダンス・パーティーのみで25ドル(約3080円)。残念ながら21日夜時点でヨガ付きチケットは完売しておりました。人気の高さが伺えるというものです。
早朝、アルコールなしとは思えないくらいのハイテンション!
(出所:My Big Apple NY Via Y.N)
気になる参加者はヘルシー志向に現れているように、いかにもな露出セクシー系あるいは遊び人タイプは少ない。一晩の相手を探すというより純粋に踊りまくって汗を流したい方々ばかりですから、気合いの入ったファッションだと浮いてしまいます。いずれにしても汗をかくこと必至なので、ご自宅が近い場所での開催を狙うか、ジムに加入して出勤前にシャワーを浴びられる環境作りをおススメします。
朝型クラブが静かに浸透しているだけでは、ありません。
ニューヨークをはじめ接待の場所はゴルフや高級レストランから、ジムへ移ってきています。
汗をかく=スウェット(sweat)とネットワーキング(networking)を掛け合わせた造語「スウェットワーキング」とは、汗をかきながら顧客と交流を深める新しいカタチ。ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙が2011年12月に報じたほか、最近でも4月にフォックス・ニュースが伝えています。例えば月に1、2回、長時間にわたって顧客を拘束するより、週に1回ジムで会って共にエクササイズする方が断然効率的ですよね。また互いに切磋琢磨し、励まし合い、健康法など情報を交換すれば、打ち解けやすくなること間違いナシ。お酒が入っていない分、大事な話を忘れるというミスも発生せず、ゴルフで休日返上する必要もなく一石二鳥かもしれません。
(カバー写真:Daybreaker Vis Facebook)
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