ジャマイカン・センターで流血事件

by • January 13, 2010 • Out & AboutComments (0)2350

2007年の1月初頭のことです。バンク・オブ・アメリカのクラークの女性から「私が住むエリアのネイルサロンに来てみない?」と誘われたので、つい行ってしまいました、ジャマイカン・センター。Eラインの最終駅にあたります。クィーンズの最果てにあり、いくら私でも駅に降り立った瞬間、来てしまったことを深く後悔してしまいました・・・。

いや、この女性から電話番号をもらったのが2回目だったので、何となく断れなかったんですね。 ジャマイカン・センター、ちょっと辛い環境かもです。スタバがない、というのがある意味ポイントです。五臓六腑に悪寒が軽く走るようなゾクゾク感があります。しかもバンカメの女性クラーク、着いたらピックアップしてくれると言っていたのに、ネイルサロンの電話番号と住所を残して現地集合しようと言い出したので、さぁ大変。駅は160丁目辺りにありましたが、そこから14ブロックも一人ぼっちで歩く羽目に・・・。男女とも80年代のラッパー・歌手を彷彿とさせるようなファッションに身を包んだラテン系とアフロアメリカンでいっぱいで、何だかタイムスリップした気分でしたよ。

ようやく、その名もCrazy Nailというサロンに到着してみてビックリ。女工哀史を思わせるようなサロン形態なんですもの。2組の古びた木目のテーブルが横2列、縦に10列ほど並んでいて、とても優雅に爪のお手入れをするようなサロンには見えません・・・ちなみに料金は女性は普通のカラーで10ドルと、破格です!!

↓女工哀史並みの憂愁すら、感じられてサロンとは決して呼べない・・・。

My Big Apple

事件はそこで発生しました。アジア系の女性ネイリスト(恐らくヴェトナム、マレーシア系)がにこやかに対応し、どれくらい爪の部分を切るのかと言われて「半分」と応えたところ、何と彼女、ネイル・カッターで右手の薬指の皮膚を切ってしまったんです!!痛いというか、長年ネイルサロンに通う人間として、かなり衝撃・・・。韓国系ネイルサロンでも爪の側面の皮膚をやすられて流血しましたが、今回はさすがにキレてしまって「Can’t let this woman treat my nails!」と激怒してしまいました。

その後バンカメのクラークがネイルサロンにやって来て「How was it?」とたずねてきたので事の顛末を伝えると、満面の笑みで「Great, so you had it free」と喜んでましたっけ・・・。いや、やはり慣れないところで自分の体をメンテナンスするのは非常に危険であることを実感しました。メトロカードでアクリルの爪を剥がされるほうが、まだマシですよ・・・。

↓爪をアーチ型の部分に差し込み、ペンチを握るように爪を切るんです。私にとって当時は、肉切りギロチンになってましたね。

My Big Apple

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